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投稿日 2024年 02月 13日
目次
Tether、Titan Fund(CMCC Global)、468 Capital、Anatoly Yakovenko氏(Solana共同設立者)が参加するシリーズAラウンドで、2500万ドルを調達。
Oobitは、モバイル決済アプリであり、VisaまたはMastercardのPOS端末を備えた店舗で暗号資産を使った支払いが可能となります。
決済においては暗号資産が使用されますが、加盟店側は不換紙幣(フィアット)で支払いを受け取ることができます。
Oobitは、ノンカストディアル型の暗号決済アプリに移行させるために、同機能をサードパーティのウォレットに開放する予定とのことです。また、現在いくつかのパートナーシップを計画しており、今後数ヶ月間のうちで発表される予定とのことです。
公式サイト:https://www.oobit.com/
Medium:https://medium.com/oobit
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Kraken Ventures、ArkStream、NGC Ventures、Master Ventures、Tribe Capital、Banter Capitalなどが参加するラウンドで、1200万ドルを調達。
Nibiruは、分散型金融(DeFi)ハブ、PoSブロックチェーンであり、Cosmos Ecosystemを構成する相互接続ブロックチェーンの一つでもあります。セキュリティとパフォーマンスを優先する開発者向けのプラットフォームとなっており、毎秒4万トランザクション(TPS)、1.4秒のブロックタイムを記録しています。また、40のブロックチェーンでレバレッジ・デリバティブ取引、スポット取引、ステーキング、流動性提供といったサービスを提供しています。
2月2日には、CoinListでNIBIトークン(ユーティリティトークン)のコミュニティセールを行いました。トークン総供給量の4%に相当する6000万NIBIがセールされました。9分で初期割り当ての300万ドルが完売し、追加の300万ドルの延長分も11分で完売しました。
https://x.com/NibiruChain/status/1756366929777008730?s=20
Nibiru Chainは、2024年をエコシステム拡大の年とみなしており、年間を通して、主要流動性センターとの統合、複数の中央集権取引所(CEX)への上場などを実現するような計画がされています。
また、複数のdAppsのローンチも計画しており、その例として、USDCとNIBIを担保とするフラクショナルアルゴリズムのステーブルコイン「NUSD」や、「Nibi-Perps」、「Nibi-Swap」が挙げられます。
公式サイト:https://nibiru.fi/
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Polychain Capitalが主導するシードおよびエンジェルラウンドで、650万ドルを調達。他には、BlockTower Capital、Maven 11、Circle Venturesなどが参加。
SuperformはDeFiプロトコルのために設計されたパーミッションレスなクロスチェーン利回りマーケットプレイスです。Superformは、スワッピングやブリッジングのプロセスを簡素化し、利回り管理のための単一のインターフェースを提供しています。
ユーザーが資金を入金すると、SuperformはSuperPositionと呼ばれるトークン化された入金の証拠をミントします。このSuperPositionによって、多くのチェーンに跨った多様な利回りの組み合わせが可能となります。
Superformは、イーサリアム、Arbitrum、Optimism、Base、Polygon、Avalanche C-Chain、BNB Chainの7つのEVM互換ネットワークでアーリーアクセスモードを開始しており、将来的には他のブロックチェーンにも拡大する予定とのことです。
また、ブロックチェーンインフラとして、LayerZero、Hyperlane、Wormhole、Li.Fi、SocketをSuperformマーケットプレイスに活用しています。
Superformはユーザーに対する報酬として、SuperFrensと呼ばれるプログラムを開始します。SuperFrensはNFTであり、特定のティアのNFTを複数集めることで、ユーザーは将来の報酬や限定特典を得る資格が得られるとのことです。これら特典にネイティブトークンのエアドロップが含まれるかどうかについては明確な発表は未だありませんが、SuperPositionsはERC-20トークンに変換可能であり、Superformは分散化を継続すると含みを持たせた発表がされています。
最初のシーズンは来月のプラットフォームのオープンアクセスリリースとともに開始される予定とのことです。
シードラウンド自体は2022年11月に終了していたものの、早期アクセスモードでのマーケットプレイスの立ち上げと同時に発表するのを待っていたとのことです。また、このラウンドは、トークンのワラント付きの株式として行われました。
公式サイト:https://www.superform.xyz/
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Bain Capital Cryptoが主導するラウンドで、520万ドルを調達。他には、ArchetypeとRobot Venturesが参加。
Floodは、イーサリアムエコシステムに特化した分散型取引所アグリゲーターであり、最適ルーティングモデルを組み込んでいることが特徴です。現在Arbitrum Oneで稼働中ですが、今後数ヶ月でイーサリアム、Base、Optimismに拡大する予定とのことです。
Floodは、昨年11月から独自のDEXであるFloodSwapも運用しており、30万ドル以上の取引高を記録しています。
Floodの他の特徴としては、ガスレス取引と最大抽出価値(MEV)フリー取引が挙げられます。Floodは完全にインテントベースな仕組みとなっており、最適な価格で取引が実行されます。この最適な価格への設定によって、利益を生むバックランニングを引き起こすことはないとのことです。
また、Floodユーザーが取引を行う際、ネットワークに裁定取引があれば、Floodはそれを捕捉し、「余剰金」(surplus)という形でユーザーに還元します。先月には、Floodユーザーは8000ドル以上の余剰金を獲得しています。
今回の資金調達は、トークンのワラント付きの株式として構成されたとのことです。また、調達資金は、事業開発やエンジニアリング部門にわたる幅広い分野の人員拡大に使用される予定です。
公式サイト:https://www.flood.bid/
X:https://twitter.com/bidflood
Discord:https://discord.com/invite/QUYs9UepsX
Github:https://github.com/flood-protocol
T&B Media GlobalとMQDCが主導するシードラウンドで、450万ドルを調達。他には、JellyC、Aweh Ventures、Blue7、B3Vが参加。
LightLinkの特徴としては、固定料金のサブスクリプションモデルを提供することで、ユーザーが高スループットのトランザクションを体験することが出来るようにしていることです。これにより、洗練されたDeFiや計算集約型のdAppsが実現可能となります。
LightLinkは、ベンチャー企業Transluciaに統合されています。Transluciaは、仮想世界と物理世界を融合させるマルチバースプロジェクトを行っており、同社はT&B Media GlobalとMQDCから3億ドルの資金援助を受けていることでも知られています。
LightLinkは、1月に、Animoca Brandsとの提携を発表しました。これは、LightLinkのガスレス・オンチェーン取引によって、Animoca Brandsのゲーム体験の強化をするために行われました。また、LightLink側に対しては、トークノミクスと市場参入戦略のためのアドバイザリーサービスが提供されるものです。
LightLinkは、Animoca Brandsだけでなく、他にもGrapesやThe Red Villageを含む25以上のパートナーに利用されています。
公式サイト:https://www.lightlink.io/
X:https://twitter.com/LightLinkChain
Docs:https://docs.lightlink.io/lightlink-protocol/about-lightlink/what-is-lightlink
Blog:https://www.lightlink.io/blog
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Multicoin Capitalが主導するシードラウンドで、450万ドルを調達。他には、Zee Prime Capital、Fintech Collective、Big Brain Holdings、Protocol Labsなどが参加。
GLIFは現在、Filecoinエコシステム内で最大のDeFiプロトコルであり、TVLは1億3000万ドルを超えています。Filecoinトークン(FIL)所有者、ストレージプロバイダーまたはマイナーは、トークンをデポジットすることで報酬を獲得できます。仕組み的には、流動性ステーキングプラットフォームに似ていますが、FilecoinはPoSネットワークではないため、流動性リースプロトコルと呼ばれています。
GLIFは以前よりFilecoinネットワーク向けにアプリやツールを開発してきました。主要なものとしては、Filecoin SAFT ICOディストリビューション用のマルチシグウォレット、GLIF Poolsの導入などが挙げられます
GLIFは2024年第1四半期後半にユーザーにポイントを提供する特典プログラムを開始する予定です。ポイントを獲得するためには、ユーザーはFILを入金し、GLIFの流動性リーストークンであるiFILトークン(LidoのstETHのようなもの)を作成する必要ああります。このポイントは、ユーザーにエアドロップする最初のトークン量を決定するために使用されます。
ポイントが過去のアクティビティに基づいて付与されるのか、将来のアクティビティに基づいて付与されるのかについては言及されていませんが、Glifの報酬は過去と将来のアクティビティの両方に基づいてユーザーに与えられると発表されています。
情報筋によると、GLIFはveCRVのような投票エスクロー型のトークンと同様な機能を有するガバナンストークンとなるとされています。
今回調達された資金は、流動性リースの拡大に使用されます。大規模な技術的アップグレードが始まってほぼ1年が経過したことを受けたものであり、10倍の入金増加を目標としているとのことです。
公式サイト:https://www.glif.io/en
Docs:https://docs.glif.io/intro/intro
Discord:https://discord.com/invite/5qsJjsP3Re
Github:https://github.com/glifio
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OKX Ventures、dao5、Hashedが主導するラウンドで、200万ドルを調達。他には、Mysten Labs、Comma3 Ventures、Mechanism Capital、GeekCartel Capital、Nomad Capitalなどが参加。
NAVI Protocolは、ユーザーがSuiエコシステム内で流動性プロバイダーまたは借り手として参加することを可能にするものであり、SuiにおけるDeFiインフラを提供しています。
同プロトコルは、8ヶ月前にSuiメインネットでローンチして以来、TVLは1億5000万ドル以上を記録し、ユーザー数は80万人以上に成長しています。プラットフォーム上のレンディングボリュームの66%に貢献しています。
プログラミング言語Moveによって構築されており、ユーザーは既存の資産を活用し、リスクを最小限に抑えながら新たな取引機会にアクセスすることができます
今回の資金調達により、NAVI Protocolは、Suiの流動性ステーキングプロトコル企業Voloの買収を完了させるなど、提供サービスの拡大と事業規模の拡大を計画しています。また、今後数ヶ月のうちに、フラッシュローンや分離プール機能などの新機能を発表するとのことです。
公式サイト:https://naviprotocol.io/
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Docs:https://naviprotocol.gitbook.io/navi-protocol-docs/introduction/overview
Medium:https://medium.com/@navi.protocol
Discord:https://discord.com/invite/R6Xkbee8Xq
Telegram:https://t.me/navi_protocol
Build-a-Bera、Amber Group、Shima Capital、No Limit Holdings、Ouroboros Capital、Baboon VC、dao5、ODA Capital、Keneticなどが参加するシードラウンドで、200万ドルを調達。
Kodiak Financeは、Berachain上の流動性の基礎となるビルディングブロックであり、集中流動性と自動流動性管理を提供しています。またトレーダーに対しては深い流動性と取引執行を、プロトコルに対しては柔軟性やモジュラー統合を提供し、自動化された集中流動性戦略保管庫のKodiak Islandsのような機能を通じて、BerachainのコミュニティネイティブなDEXを目指しています。
Kodiakは以下のDEXレイヤーを統合することで、取引と流動性ソリューションの完全なスイートを提供しようとしています。
今後には、Discordサーバーの公開や、パブリックテストネットのリリースが予定されています。
今回調達された資金は、ネイティブ流動性ハブの開発拡張の促進に使用されるとのことです。
公式サイト:https://www.kodiak.finance/
X:https://twitter.com/KodiakFi
Medium:https://medium.com/@KodiakFi
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・筆者は、本文中で触れている暗号資産を保有している可能性があります。こちらのレポートに書かれている見解は、筆者の個人的なもので、情報提供のみを目的としています。トークンの売買やプロトコルの利用を推奨するものではありません。また、本レポートは投資アドバイスではないことをご留意ください。
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