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4月28日-5月4日資金調達を実施したPJ 8選

投稿日 2024年 05月 06日

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Securitize


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BlackRockが主導するラウンドで、4700万ドルを調達。他には、Hamilton Lane、ParaFi Capital、Tradeweb Marketsなどが参加。

ブロックチェーン上でデジタル証券を発行・管理するためのコンプライアンス・プラットフォーム及びプロトコル


Securitizeは、現実世界の資産(RWA)のトークン化領域におけるリーダー企業であり、ブロックチェーン技術を通じて金融資産のコンプライアンスに基づくデジタル化を推進しています。

今回の資金調達ラウンドは、イーサリアム上で発行されるBlackRock初のトークン化ファンド「BlackRock USD Institutional Digital Liquidity Fund」(BUIDL)のローンチに合わせて行われました。投資家は、Securitizeに加入することでBUIDLを利用できるようになります。

BUIDLは1トークンあたり1ドルの安定した価値を提供することを目指しており、配当を新しいトークンとして投資家のウォレットに直接支払う仕組みとなっています。ファンドは総資産の100%を現金、米国財務省証券、現先取引に投資し、投資家はブロックチェーン上でトークンを保有しながら利回りを得られます。その他にも、投資家はトークンを24時間365日、事前に承認された他の投資家に譲渡することが可能です。

今回の投資の一環として、BlackRockの戦略的エコシステム・パートナーシップ担当グローバルヘッドであるJoseph Chalom氏がSecuritizeの取締役に任命されました。

公式サイト:https://securitize.io/

X:https://twitter.com/securitize

Telegram:https://t.me/securitize

Kiosk


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Electric Capitalが主導するシードラウンドで、1000万ドルを調達。他には、a16z crypto、Union Square Ventures、Variant Fundが参加。

アプリ内でのコミュニティ構築とコマースの促進を目的とするFarcasterクライアント


Kioskは、ソーシャルインタラクションとブロックチェーン技術を組み合わせたFarcasterクライアントです。オンチェーン資産をソーシャルインタラクションに統合することを重視しており、より包括的で相互接続されたWeb3体験を実現しようとしています。

Farcasterは分散型ソーシャルメディアのプロトコルです。Farcasterを使用した最も有名なアプリは「Warpcast」でしょう。これはXに似たSNSアプリとなっています。Farcasterはソーシャルメディア領域において注目を集めており、Kioskもそうしたエコシステムに参入する形となります。

また、Kioskアプリを開発するチームはMirrorの開発チームでもあります。Mirrorに関した情報については、本記事の「Paragraph」の欄を参照下さい。

公式サイト:https://kiosk.app/

X:https://twitter.com/KioskSocial

Backed


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Gnosisが主導するシリーズAラウンドで、950万ドルを調達。他には、Exor Seeds、Cyber Fund、Mindset Ventures、Stake Capital Ventures、Blockchain Founders Fund、Blue Bay Capital、Nonce Classicが参加。

ブロックチェーン上への現実世界の資産(RWA)の統合を促進するトークン化資産発行会社


Backedは、スイスを拠点とするトークン化資産発行会社であり、ERC-20互換のトークン版上場投資信託(ETF)、Coinbase(COIN)やTesla(TSLA)などの個別株を含む、トークン化されたRWAを5000万ドル以上発行しています。

トークン化は、取引決済の効率化、投資家の幅広いアクセス、管理負担の軽減など、従来の金融レールに比べてメリットをもたらす可能性があるとされています。実際、クリプト企業だけでなく世界的に銀行や資産管理大手企業が債券、ファンド、クレジットなどの伝統的な金融商品をブロックチェーンに導入しようと競争している真っ最中です。

そうした中で、現在、RWAは非常に注目されているトピックです。資産運用会社21.coの報告書によると、RWAの市場は10年後までに10兆ドルに成長する可能性があるとされています。既に紹介したように、同業他社であるSecuritizeが4700万ドルの資金調達を行なっていることも踏まえると、各社が将来の市場シェアを得るために鎬を削っている状況と言えるでしょう。

今回調達された資金は、Backed社のプライベートトークナイゼーションの提供を加速させ、資産運用会社をブロックチェーンレールに乗せるために使用されます。

公式サイト:https://backed.fi/

X:https://twitter.com/BackedFi

Docs:https://docs.backed.fi/

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/backed-finance/

Mitosis


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Amber GroupとForesight Venturesが主導するシードラウンドで、700万ドルを調達。他には、Big Brain Holdings、Folius Ventures、Citizen X、GSR、Cogitent Venturesなどが参加。

Ecosystem-Owned Liquidity (EOL)レイヤー1ブロックチェーン


Mitosisは、Ecosystem-Owned Liquidity (EOL)レイヤー1ブロックチェーンであり、DeFiにおけるLP体験に新たなソリューションを提供しようとしています。

Mitosisが提唱するEOLは、プールされた流動性に競争上の優位性を与えることで、現在のLPとプロトコル間のあり方を再定義しようというものです。MitosisのLPは、EOLガバナンスに参加し、最適なリターンのための資産配分戦略を決定します。プロトコルは、EOLコミュニティに積極的に参加し、提供する商品を販売し、流動性を調達します。

いわば、EOLは、Mitosisのプロトコルをスケーラブルにし、全ての参加者に利益をもたらす、透明であり効率的な市場を実現しようとする試みといえます。

現在は、Expeditionキャンペーンが行われている最中であり、これはリキッドリステーキングトークン(LRT)のマルチチェーン拡大をリードするためのものです。最初のエポックは4月25日に行われましたが、1時間以内にTVLキャップに到達しました。エポック2でもすぐに上限に達しており、Mitosisへの注目の高さが窺えます。

公式サイト:https://mitosis.org/

X:https://twitter.com/MitosisOrg

Docs:https://docs.mitosis.org/

Medium:https://medium.com/mitosisorg

Discord:https://discord.com/invite/mitosis

Telegram:https://t.me/+s-8hkIaw_WMzM2M1

Eywa


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Michael Egorov氏(Curve Finance創設者)が主導するシードラウンドで、700万ドルを調達。他には、Big Brain Holdings、Marshland Capital、Mulana Capitalなどが参加。

ユーザートランザクションの簡素化やDeFiアプリ構築をサポートするクロスチェーン流動性プロトコル


Eywaは、様々なブロックチェーンネットワーク間の相互運用性と流動性共有を強化するために設計されたクロスチェーン流動性プロトコルです。

Eywaは、異なるDeFiエコシステム間のシームレスな資産移転とインタラクションを促進することで、より統一的で効率的なブロックチェーン環境の構築を実現しようとしています。複数のチェーンが統合されていることによって、ユーザートランザクションが簡素化されるだけでなく、開発者がより汎用性の高いDeFiアプリケーションを構築することも可能となっていることが特徴です。

Curveと連携して「CrossCurve」を開発


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EywaはCurveとの関係が非常に強いプロジェクトです。そして、両者のパートナーシップによって考案されたDEXが「CrossCurve」です。

CrossCurveは、数十億ドル規模のCurveの深い流動性に支えられ、様々な種類の資産のスリッページの少ないクロスチェーンスワップを促進しており、ステーブルコインから流動性プロバイダーや流動性ステーキングトークンに至るまで、複数のトークンタイプのシームレスな移動がサポートされています。

将来的には、クロスチェーンの転送をより直感的で不便の少ないものにし、トレーダーのためのワンストップショップを作るとしています。

現在では、イーサリアム、BSC、Polygon、Avalanche、Arbitrum、Optimismを含む主要なブロックチェーンに対応しており、今後もさらに多くのブロックチェーンをサポートする予定とのことです。

Eywaでは独自トークンがローンチ予定です。エアドロップに関するポイントを稼ぐ手段として、「CrossCurveのスワップ取引量」や「CrossCurveプールへの流動性提供」などが方法として挙げられており、これはEywaとCrossCurveの密接な関係を象徴するものと言えるでしょう。

Eywaトークンのトークン生成イベント(TGE)の日程は間もなく発表されるとのことです。

公式サイト:https://eywa.fi/

X:https://twitter.com/eywaprotocol

CrossCurve:https://crosscurve.fi/

Paragraph


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Union Square VenturesとCoinbase Venturesが主導するシードラウンドで、500万ドルを調達。

Web3パブリッシングプラットフォーム:Mirrorの買収も実施


Paragraphは、Web3パブリッシングプラットフォームであり、Web3ライター、DAO、NFTコミュニティがオールインワンのニュースレターサービスを通じてコンテンツを収益化出来るよう支援しています。

また、今回の資金調達の発表に伴って、ParagraphはMirrorプロダクトの所有権を取得(実質的な買収)したことも発表されました。Mirrorは、ユーザーが自身のウォレットを接続することで、アカウントを設定し、コンテンツの作成、配信、ブロックチェーン技術を通じた収益化を行うことを可能にするサービスであり、Paragraphの同業他社です。

現在は、MirrorとParagraphの両方がサービスを継続している状況ですが、今後数ヶ月のうちParagraphと統合されるとのことです。また、Mirrorアプリの開発者は、本記事にて先に紹介したアプリ「Kiosk」の開発に注力するとのことです。

公式サイト:https://paragraph.xyz/

X:https://twitter.com/paragraph_xyz

Docs:https://docs.paragraph.xyz/

Discord:https://discord.com/invite/yMCfGRuENg

MilkyWay


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Polychain、Binance Labs、HackVC、Longhash Ventures、Crypto.com Capitalなどが参加するシードラウンドで、500万ドルを調達。

Celestiaの流動性ステーキングソリューション


MilkyWayは、Celestiaの流動性ステーキングソリューションであり、ユーザーは$TIAをステーキングして、ステーキングされた資産の流動性を可能にする$milkTIAを受け取ります。

MilkyWayでは現在、15万人以上の$milkTIA保有者にサービスを提供しており、260万以上の$TIAがステーキングされています。また、10以上のDeFiプロトコルとシームレスに統合することで、取引、レバレッジ、レンディングといった包括的なユーザー体験の向上に繋げています。

将来的には、Initiaと提携してロールアップを導入することで、Celestiaのロールアップ全体でMilkyWayのデータアクセスを容易にすることも計画されているとのことです。また、MilkyWayのガバナンス及びユーティリティトークンである$MILKの詳細が、今年後半に発表されるとしています。

今回調達された資金は、モジュラーエコシステムのさらなる開発に活用されます。

公式サイト:https://www.milkyway.zone/

X:https://twitter.com/milky_way_zone

Docs:https://docs.milkyway.zone/

Discord:https://discord.com/invite/4ywmNE3tqq

Github:https://github.com/milkyway-labs/

Telegram:https://t.me/milky_way_zone

Agora


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Haun Venturesが主導するシードラウンドで、500万ドルを調達。他には、Seed Club、Coinbase Ventures、Credibly Neutral、Sina Habibian氏、Balaji Srinivasan氏などが参加。

分散型コミュニティ向けにエンドツーエンドのガバナンスプロトコルを提供


Agoraは、分散型コミュニティにエンドツーエンドのプロトコルを提供するクロスチェーンガバナンスプラットフォームです。

ガス投票や提案、セキュリティ評議会、提案スポンサーシップ、API、スナップショット統合、トランザクションシミュレーションなどの様々なツールが提供されており、Agoraのプラットフォームを使用している主要プロダクトとしては、Optimism、Nouns、ENS、Uniswapがあげられます。

また、エコシステムを前進させるために、MITライセンスに基づいてソフトウェアを長期的に構築し、オープンソース化することを計画しているとのことです。

今回調達された資金は、前四半期に高まった需要に対応するための自社製品への投資に使用されます。

公式サイト:https://www.agora.xyz

X:https://twitter.com/agoragovernance

Discord:https://discord.com/invite/vBJkUYBuwX

Github:https://github.com/voteagora

免責事項


  • 本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。
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  • 筆者は、本文中で触れている暗号資産を保有している可能性があります。こちらのレポートに書かれている見解は、筆者の個人的なもので、情報提供のみを目的としています。トークンの売買やプロトコルの利用を推奨するものではありません。また、本レポートは投資アドバイスではないことをご留意ください。

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