有料記事
投稿日 2024年 08月 19日
目次
Haun Venturesが主導するシリーズAラウンドで5500万ドルを調達。他には、F-Prime Capital、Slow Ventures、Spartan Capital、Lightspeed Venture Partners、Galaxy Ventures、PayPal Venturesなどが参加。
Chaos Labsは、ニューヨークのクリプトスタートアップであり、オンチェーンリスク管理ツールを提供しています。
DeFiプロトコルの人気は高まっていますが、市場のボラティリティとリスクに対する脆弱性は、特に従来の金融業界の投資家にとって依然として大きな懸念事項です。Chaos Labsは、リアルタイムデータとリスク評価ツールを提供することで、これらの課題に取り組む主要なプレーヤーとしての地位を確立しようとしています。
Chaos Labsの特徴として、DeFiプラットフォームが市場のボラティリティにより迅速に対応し、人的エラーの影響を受けにくくするために、特定のリスク管理タスクを自動化するソリューションを提供していることが挙げられます。
同社は現在、過去1年間で顧客数が3倍になり、Aave、GMX、Jupiterを含む20以上のプロトコルの安全確保、監視、成長を支援するなど、大幅な拡大をしています。
公式サイト:https://chaoslabs.xyz/
Blog:https://chaoslabs.xyz/blog
Pantera CapitalとPolychain Capitalが共同で主導するラウンドで3700万ドルを調達。他には、Binance Labs、Samsung Next、Matrix Partners、Nomad Capital、SCB 10Xなどが参加。
Sahara Labsは、分散型ブロックチェーンプラットフォームSahara AIを構築するクリプトAIスタートアップです。
Sahara AIは、個人開発者から大企業まで、誰もがAIの進歩に参加し、すべての貢献者が公平に報酬を受け取り、データとモデルの主権が維持され、AI資産が安全に作成、共有、取引できるようにすることを目指しています。
Sahara AIのユースケースの例として、以下が挙げられます。
Saharaブロックチェーンの技術スタックに関する情報は、近日中に公開されるライトペーパーで開示される予定です。
テストネットとメインネットのローンチスケジュールは、今後数ヶ月以内に発表するとのことです。また、トークンローンチに関しては、現時点ではコメントはありません。
公式サイト:https://saharalabs.ai/
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/saharalabs-ai/
Discord:https://discord.com/invite/wwY5KvYFPC
Union Square Ventures、Ribbit Capital、Slow Venturesが主導するシリーズAラウンドで1500万ドルを調達。
Sling Moneyは、ステーブルコイン技術とユーザーフレンドリーなインターフェース、そして法定通貨決済システムとのシームレスな統合を組み合わせることで、グローバルな送金をより良く、より速く、より安く行うことを可能にするアプリです。
Sling Moneyによって、ヨーロッパとアフリカの50カ国以上で、他のユーザー、自分のアカウント間での送金が可能となるだけでなく、Sling Linkを使用することでSlingユーザー以外への送金も実現されます。送金は数秒で完了し、手数料は無料またはごく僅かとなっています。
Sling Moneyでの送金は、Paxosが発行するステーブルコイン「Pax Dollar (USDP)」によって行われます。USDPとその準備金は、ニューヨーク州金融サービス局による厳格な規制監督を受けています。
今回調達された資金は、グローバル展開の加速、新機能の開発、チームの拡大に使用されます。
公式サイト:https://sling.money/
Archetypeが主導するシリーズAラウンドで1100万ドルを調達。他には、IOSG、Spartan、Mirana、Amber Group、Maven 11、Bodhi Ventures、Big Brain Holdings、Heartcore Capitalなどが参加。
Essentialは、初の宣言型(declarative)ブロックチェーンあることを特徴としており、オンチェーンでの実行を必要とせずに状態更新のコンセンサスを可能にしています。
従来の命令型ブロックチェーン設計は、トランザクションベースの相互作用に依存しており、状態はオンチェーンで特定の命令を実行することによって更新されます。このモデルは、過剰なオンチェーン計算、スケーラビリティの制限、脆弱なアプリケーション、そして煩雑なユーザーエクスペリエンスに繋がるという問題がありました。
対照的に、宣言型ブロックチェーンは制約を活用して、実行の必要なく状態の更新を実現する仕組みとなっています。利点として、実行不要の特性だけでなく、ユーザーが状態を直接制約できるため、ユーザーの意図する結果を達成できない場合は状態遷移が含まれないようにすることが可能となっています。
宣言型アーキテクチャの中核にあるのは、Pint言語です。Pintを使用することで、アプリケーション開発者はEssentialブロックチェーン上の状態を直接制約できるようになります。
公式サイト:https://essential.builders/
X:https://x.com/intentessential
Blog:https://blog.essential.builders/
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/essentialbuilders/
Github:https://github.com/essential-contributions
Delphi Ventures、D1 Ventures、Gate[.]io、Magnus Capital、Cogitent Venturesが主導するラウンドで、900万ドルを調達。他には、Zee Prime、Caballeros、Formless Capital、Dweb3、Mask Network、BitsCrunch、SL2、Momentum6、4RC、Stakewithusなどが参加。
Rivalz Networkは、AI対応の証明済み、検証済み、かつプライベートなデータの需要に対処しています。また、AI Intel Layerを初めて導入していることでも知られています。
RivalzのAI Intel Layerは、3つの重要なコンポーネントで構成されていす。
Rivalzは、6月のテストネットローンチ以来、16万5000人以上の参加者、5万人のアクティブなストレージクライアントランナー、1000万件のトランザクションを誘致し、合計50万人のソーシャルオーディエンスを獲得しました。
また、Dymension、Chainlink、Mon Protocol、Aethir、Puffer Financeなど業界のリーダー企業と戦略的パートナーシップを結んでいます。
公式サイト:https://rivalz.ai/
1kxが主導するシードラウンドで500万ドルを調達。他には、CoinFund、Lattice、Heartcore、Circle Ventures、Alchemy Ventures、zkSync、Cyberなどが参加。
Rhinestoneは、秘密鍵ではなくスマートコントラクトによって管理されるデジタルウォレットであるスマートアカウントのインフラを構築しています。
スマートアカウントは、Metamask、Rainbow、Coinbase Walletなどのウォレットを使用する場合とは異なり、ユーザーのアカウント内で直接アクティビティを可能にするプログラム可能なプラットフォームです。
特にモジュラースマートアカウントは、「アカウント抽象化」分野において成長している領域です。これは昨年、EIP-4337で導入され、マルチパーティトランザクション署名、手数料補助、二要素認証などのセキュリティ機能を導入することで、ウォレット機能を拡張しました。
Rhinestoneは、開発者が自己完結型のモジュールを通じてスマートアカウントの機能を強化するためのツールを提供しており、最終的な目標は、スマートコントラクトの相互運用性、セキュリティ、その他の機能を向上させることです。
また、開発者がモジュールを配布し収益化できるプラットフォームも構築しており、エンドユーザーやdapp開発者はこれらのモジュールをインストールすることができます。Rhinestoneは以前、Biconomyと提携してModule Storeを立ち上げています。
今回調達された資金は、スマートアカウントインフラの成長と開発者インセンティブプログラムの拡大に使用されます。
公式サイト:https://www.rhinestone.wtf/
Docs:https://docs.rhinestone.wtf/
Medium:https://blog.rhinestone.wtf/
Github:https://github.com/rhinestonewtf
Gumi Capital Cryptos、Robot Ventures、Banklessなどが参加するラウンドで480万ドルを調達。
Ion Protocolは、ステークおよびリステークされた資産のための流動性プロトコルであり、「Nucleus」と呼ばれる製品を開発しています。
Nucleusは、ブリッジやオラクルネットワークなどのインフラ製品を保護することから利回りを調達し、その収益をネットワーク、アプリ、およびユーザーに還元する仕組みとなっています。
イーサリアムのロールアップ・ソリューションは、より安価で迅速な取引を提供する一方で、多くの場合、ユーザーはメインネットでのステーキング利回りを見送る必要がありました。Nucleusはこれに対処することを目的としており、今後数ヶ月の間に20以上の異なるロールアップやアプチェーン(appchain)において、ユーザーにデフォルトの利回りを提供することが可能となります。
今回調達された資金は、Nucleusのサポートと開発に使用されます。
公式サイト:https://ionprotocol.io/
Multicoin Capitalが主導するシードラウンドで350万ドルを調達。他には、Factor Capital、Fabric VC、Elixir Capitalが参加。
Crunch Labは、AI研究者が分散型機械学習コンペティションに参加できるプラットフォーム「CrunchDAO」のコアコントリビューターです。
CrunchDAOのメンバーは、コンペティションへの参加の一環として、他の報酬に加えてCRNCHトークンを獲得できます。CRNCHトークンは、保有者にガバナンス権限と他のCrunchDAO特典を提供するものです。
Crunch Labは、2つの新しい金融機関にライブデータフィードを提供するためのプロトタイプ段階に入ったばかりです。このコラボレーションにより、Crunch Labは今年さらに200万ドルの年間経常収益(ARR)を獲得することが見込まれています。
公式サイト:https://www.crunchdao.com/
・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。
・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。
・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。
この続きを読むには
この記事は会員限定の記事になります。
登録すると続きをお読みいただけます。
タグ
無料公開
資金調達
お問い合わせはこちら
専門的なリサーチャーのリサーチしてほしい内容がある
新規事業のアイディア出しからコンサルティングしてほしい
その他、ブロックチェーン事業に関する全般的な相談をしたい