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2024年11月24日-11月30日 資金調達を実施したPJ 8選

投稿日 2024年 12月 03日

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目次

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USDX Money


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NGC、BAI Capital、Generative Ventures、UOB Venture Managemenが参加するラウンドで、4500万ドルを調達。

ドル建てステーブルコイン「USDX」を発行


USDX.moneyは、次世代のステーブルコインインフラの構築を目指しており、USDXは最初のステーブルコイン製品となっています。

資金調達後、USDX Moneyはエコシステム開発を加速する旨を発表しており、以下の点を発表しています。

  • 流動性の強化:USDX、sUSDX、およびその他のステーブルコインの流動性をPancakeswap、Curve、Balancer、Uniswapなどのプロトコルに提供。
  • DeFiの統合:分散型マネーマーケットプロトコル、分散型金利スワッププロトコル、分散型永久プロトコルなどの担保としてUSDXとsUSDXを推進。
  • 革新的な収益モデル:投資家に安定した投資リターンをもたらすために、独自の非相関米ドル収益を提供。
  • エコシステムサポート::sUSDXをステーブルコイン発行者のバックエンドインフラスに押し上げ、業界のセキュリティと流動性を強化。
  • 決済を提供:銀行口座を持たない人々に便利な決済サービスを提供。

今回の投資の一部は、ワラントの形で行われました。

公式サイト:https://usdx.money/

X:https://x.com/usdx_money

Docs:https://docs.usdx.money/

Discord:https://discord.com/invite/usdxmoney

Telegram:https://t.me/USDX_Community

Kernel DAO


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SCB Limited、Bankless Ventures、Hypersphere、Draper Dragon、DACM、CYPHER、ArkStream Capitalなどが参加するラウンドで、1000万ドルを調達。

リステーキングプロトコル


Kernel DAOはリステーキングプロトコルですが、特にBNB Chainの中核的なリステーキングインフラであることが特徴です。

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Kernel DAOは立ち上げられてから、スケーラビリティを向上させるための10以上のレイヤー2の統合、120以上のDeFi統合、30万件以上のユニークアドレスといったマイルストーンを達成しています。

Kernelの主力製品は以下の3点となっており、ブロックチェーン全体での広範な使用が期待されています。

  • Kernel:BNB Chainのクロスチェーンリステーキング。まもなくメインネットがローンチ。
  • Kelp:イーサリアムでのリキッドリステーキング、rsETHの採用が急増。
  • Gain:DeFi、CeDeFi、Real-World Assets(RWA)のトークン化された利回り。

また、独自トークンとして$KERNELが計画されています。$KERNELは、Kelp、Kernel、Gainのガバナンスとインセンティブを統合し、早期のサポーターに報酬を与え、エコシステムの成長を促進することを目的としています。

公式サイト:https://kerneldao.com/

X:https://x.com/kernel_dao

Docs:https://kerneldao.gitbook.io/kernel

Blog:https://kerneldao.com/blog

Discord:https://discord.com/invite/khSpqCFvGq

Telegram:https://t.me/KelpDAOxyz

Schuman Financial


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RockawayXが主導するシードラウンドで、736万ドルを調達。他には、Kraken Ventures、Nexo Ventures、Lightspeed Factionなどが参加。

ユーロ建てステーブルコイン「EURØP」を発行


Schuman Financialは、欧州市場に特化した法定通貨担保型ステーブルコイン発行会社であり、MiCAに完全に準拠したユーロステーブルコイン「EURØP」の発行体です。

ステーブルコインといえば米ドル建てのもの(USDTやUSDCなど)が支配的となっており、事実、流通している1,800億ドルのステーブルコインの99.5%以上がドル建てステーブルコインとなっています。しかしながら、伝統的金融においては、ユーロは世界の外貨準備の約21%を占めており、この不釣り合いさが問題視されてきました。

Schuman Financialは、これら欧州における需要のギャップを埋める特異な立ち位置にあるといえます。

Schumanは、MiCAに完全に準拠しているだけでなく、フランス初の認可ステーブルコイン発行者であるSalvus SASの買収に成功し、電子マネー機関(EMI)および電子マネートークン(EMT)の規制ライセンスを確保しています。

また、準備金はソシエテ・ジェネラルに安全に保管されており、このパートナーシップにより準備金の安全性が確保されるだけでなく、Schumanは銀行の深い専門知識にアクセスでき、伝統的金融とDeFiのシームレスな統合が可能になることが期待されています。

EURØPはローンチ後、すぐに主要な中央集権型取引所とDeFiプロトコルに上場されることが計画されており、イーサリアムとポリゴンで利用可能であるとしながらも、今後数か月で対応チェーンを拡大していくとのことです。

公式サイト:https://schuman.io/

X:https://x.com/schuman_io

Avant Protocol


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Superlayer、Avalaunch、GoGoPool、Daybreak Digitalが参加するシードラウンドで、650万ドルを調達。

Avalancheベースの利回りプロトコル


Avant Protocolは、Ethenaと同様の利回りプロトコルであり、Avalanche上で開発されています。

AvantはavUSDを発行し、ユーザーがこれをステーキングするとavUSDの利回り付きバージョンであるsavUSDを受け取ることができます。現在、savUSDは34%の年率利回り(APY)を提供しています。

avUSDをミントするためには、USDCやUSDTといったステーブルコインを預ける必要があります。avUSD自体は利回りを生みませんが、借入や貸し出しなど、さまざまなDeFi活動で使用するように設計されています。

Avantは、デルタニュートラルな取引戦略を使用してsavUSD保有者にリターンを生み出すオンチェーン資産運用会社0xPartnersと提携しています。この取引戦略はEthenaにおいても採用されている戦略であり、Ethenaでは現在25%のAPYが提供されています。

Avant Protocolはまだ初期段階にあり、ホワイトリストに登録されたアドレスグループに対してのみavUSDのミントとステーキングを許可する「早期アクセス」モードで運用されています。

公式サイト:https://www.avantprotocol.com/

X:https://x.com/avantprotocol

Discord:https://discord.com/invite/mH4pRvupxD

OpenTrade


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AlbionVCが主導するシードラウンドで、400万ドルを調達。他には、a16z Crypto、CMCC Globalが参加。

機関レベルの融資および利回り商品を提供するDeFiプロトコル


OpenTradeは、Web2とWeb3の両方のエコシステムでフィンテックや機関投資家向けにカスタマイズされた機関レベルの融資および利回り商品を提供する分散型金融DeFiプロトコルプラットフォームです。

OpenTradeプラットフォームにより、ステーブルコインベースの金融サービスを構築する企業は、米国財務省短期証券などの資産に裏打ちされたデジタルドル残高に対して、通常3〜6%の年率の利息を得ることができます。

OpenTradeのプラットフォームは、コロンビアのネオバンクLittioのようなクライアントのために、すでに1億ドル以上の総取引量を処理しており、10万人以上のエンドユーザーに米ドル建ての資産創出の機会を提供しています。

今回調達された資金は、事業の規模拡大、商品機能の強化、追加商品の開発に使用されます。

公式サイト:https://www.opentrade.io/

X:https://x.com/opentrade_io

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/opentrade-io/

Bleap


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Ethereal Venturesが主導するプレシードラウンドで、230万ドルを調達。他には、Maven11、Alliance DAO、Robot Ventures、Credibly Neutralが参加。

ステーブルコイン決済アプリ


Bleapは、ユーザーが既存の暗号資産ウォレットを接続して当座預金口座として利用できるようにするノンカストディアルフィンテックプラットフォームです。

Bleapは、Arbitrum上に構築されています。PortalHQのマルチパーティコンピュテーションテクノロジーを活用することで、高速でガスレスな取引を可能にしています。

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ユーザーがBleapアカウントを作成すると、アカウント抽象化(ERC-4337)を搭載したスマートウォレットが展開されます。ユーザーは、外部ウォレットからステーブルコインを追加したり、Bleapの手数料無料のオン・オフランプサービスを介して法定通貨で購入したりできます。

Bleapのスマートウォレットは、USDC、USDT、USDA、EURAのステーブルコインをサポートしています。

現時点ではArbitrum以外のネットワークに展開する予定はないとしていますが、オンランプとオフランプ、ブリッジサービスはArbitrum以外にイーサリアム、ポリゴン、BNB、ソラナ、ビットコインをサポートしています。

Bleapは現在、一部のEUユーザー向けのベータ版となっており、2025年第1四半期の公開を予定しています。また、2026年にはトークンの発行が予定されています。

今回調達された資金は、決済アプリの開発に使用されます。

公式サイト:https://www.bleap.finance/

X:https://x.com/BleapApp

Mirror:https://mirror.xyz/0xFcfc0dA054664f47098b942498b1Eb8d087C837d

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/bleapapp/

Telegram:https://t.me/bleapapp

Tren Finance


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Contango Digital Assets、Maven Capital、Moonrock Capital、OIG Capital、Sypre Capital、Metabros、Ozaru Venturesが参加するシードラウンドで資金調達。

分散型流動性プロトコル


Tren Financeは、流動性証明とフックを使用してDAOとDeFiプロジェクトの財務と流動性管理を最適化する分散型流動性プロトコルです。

Tren Financeは現在のDeFiにおける問題点として、TVLの3分の1以上が未使用のままで、その90%は上位30のプロトコルに集中している非効率性をあげます。Tren Financeは、3つのコア戦略を通じて、これまで十分に活用されていなかった資産の潜在能力を最大限に引き出すDeFi初の (再) 有効化プロトコルというソリューションを構築しています。

  • (再) AMM 流動性有効化:LPトークンが担保として使用されても手数料を獲得可能に。
  • (再) マネー マーケットデポジット担保化:基本利回りを維持しながらデポジットトークンを活用。
  • (再) ステーキングポジションを活用:戦略的レバレッジを通じてステーキングリターンを増幅。

Tren Financeは、OmnisciaとZokyoによる包括的なセキュリティ監査を受けており、Mode Network、Ionic、Sturdy Financeなどの主要企業との戦略的パートナーシップを確立しています。

公式サイト:https://www.tren.finance/

X:https://x.com/TrenFinance

Docs:https://docs.tren.finance/

Blog:https://blog.tren.finance/

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/tren-finance/

Discord:https://discord.com/invite/trenfinance

Telegram:https://t.me/+BS0S2ZZFJLo2YmNk

Astherus


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Binance Labsが主導するシードラウンドで、資金調達。

マルチアセット流動性ハブ


Astherusは、暗号資産の実質利回りを最大化するマルチアセット流動性ハブです。

Astherusエコシステムの中心は、Ceffuが提供するカストディサービスを提供するCeDeFiベースの自動利回りプラットフォームである「AstherusEarn」です。

AstherusEarnのasTokensと呼ばれる流動性のあるステーキングデリバティブを通じて、Astherusは安定した取引戦略、デルタニュートラルな裁定取引戦略などから高い基本利回りを提供しています。asToken保有者は、Astherusエアドロップポイントも獲得可能です。

今回調達された資金は、Astherusのイールドジェネレーション機能の製品開発やユーザー体験の向上に使用されます。

公式サイト:https://www.astherus.finance/en

X:https://x.com/AstherusHub

Discord:https://discord.com/invite/rJFFYGAGxG

Telegram:https://t.me/AstherusHub

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