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2024年12月15日-12月21日 資金調達を実施したPJ 8選

投稿日 2024年 12月 25日

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目次

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BVNK


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Haun Venturesが主導するラウンドで、5000万ドルを調達。他には、Tiger Global、Coinbase Venturesが参加。

ステーブルコイン決済インフラを提供


BVNKは、ロンドンを拠点とする国際的なステーブルコイン決済会社です。

BVNKは、2022年のシリーズA調達以降、企業がステーブルコインと法定通貨を国内外で送金・交換・保管できるインフラストラクチャを構築し、Deel、Rapyd、Trust Paymentsなどの企業向けに年間100億ドルの処理を行い、支払い額を前年比で200%増加させました。
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同社は、ブロックチェーンの複雑さを排除し、主要なステーブルコインへのアクセスを簡素化することに注力し、法定通貨と暗号資産のライセンス取得や銀行との提携も進めています。また、セルフカストディ型インフラ「Layer1」もローンチしました。

今回調達された資金は、米国での事業拡大に活用され、新しいサンフランシスコオフィスを開設し、ニューヨーク市におけるプレゼンス確立を目指すとのことです。

公式サイト:https://www.bvnk.com/

X:https://x.com/BVNKFinance

Blog:https://www.bvnk.com/blog

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/bvnk/

Lens


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Lightspeed Factionが主導するラウンドで、3100万ドルを調達。他には、Avail、Circle、Consensys、DFG、Fabric Ventures、Foresight Ventures、Superscript、Re7、Wintermute Venturesなどが参加。

Web3ソーシャルグラフ


Lens Protocolは、Polygonブロックチェーン上のユーザー所有のWeb3ソーシャルグラフです。

Lensは、ガスレス/サインレス取引を導入することでユーザーを優先し、メインストリームへの導入の障壁を取り除きます。今回の投資は、Lens Networkのスケーリングインフラを拡張し、SocialFiの開発を支援するために行われました。

Lens Networkは、データの整合性を確保しながら同時インスタントトランザクションを処理できます。最初はEthereumによって保護されたEVM互換のValidiumチェーンとして起動し、3段階のロールアウトでzkSyncのZK Stackを使用して構築されたVolitionネットワークに変換されます。スケーラビリティのためにZKsyncを、データ可用性のためにAvailを活用していることが特徴です。

Lens V3は、アカウント、ユーザー名、グラフ、フィード、グループなどの強力でモジュール化されたカスタマイズ可能なオンチェーンソーシャル機能のスイートを提供し、あらゆるアプリケーションに個別にプラグイン出来るようになっています。

Lens NetworkとSocial Featureのメインネット立ち上げは2025年初頭に予定されています。Lens Protocol v2は、新しい開発による積極的なサポートは行われなくなることには注意が必要です。

公式サイト:https://www.lens.xyz

X:https://x.com/LensProtocol

Docs:https://www.lens.xyz/docs

Discord:https://discord.com/invite/lensprotocol

Plume Network


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Brevan Howard Digital、Haun Ventures、Galaxy Ventures、Lightspeed Factionが参加するラウンドで、2000万ドルを調達。

RWA特化のパブリック・ブロックチェーン


Plume Networkは、実物資産金融(RWAfi)に特化した初の完全統合型モジュラーレイヤー1ブロックチェーンです。

Plumeは、Plume Arc(モジュラートークン化エンジン)、Plume Nexus(実世界データプロバイダー)などの製品を使用して実物資産をオンチェーンに持ち込むための場所であると同時に、PlumeのEVMブロックチェーン上でそれらの資産と対話するための場所でもあります。

シードラウンド以降、Plumeは成長を遂げ、エコシステム内で構築されているプロトコルは180以上、資産は40億ドル以上に達しています。最近終了した8週間のテストネットでは、1,800万以上のウォレット、375万のアクティブユーザー、2億8,000万以上のトランザクションを記録しました。

さらに、事前デポジットキャンペーンでは、90分以内に3000万ドル以上が集まり、メインネットローンチに向けて活発化しています。

公式サイト:https://www.plumenetwork.xyz/

X:https://x.com/plumenetwork

Discord:https://discord.com/invite/plume

Telegram:https://t.me/plumenetwork_community

Fraction AI


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SpartanとSymbolicが主導するプレシードラウンドで、600万ドルを調達。他には、Borderless、Foresight、Karatageなどが参加。

データセットを作成する分散型プラットフォーム


Fraction AIは、ブロックチェーン技術を活用し、AIモデルをトレーニングするための高品質なラベル付きデータセットを作成する分散型プラットフォームです。

Fraction AIの競争的フレームワークは、リアルタイムの競争を通じてAIエージェントが高品質のデータを生成することを促します。開発者は、指示を用いてAIエージェントをセットアップおよび展開し、その行動を導いて最良の結果を出力することが可能となります。

一方、ステーカーはETHをステーキングすることで経済的基盤を提供します。この動的なエコシステムは、高品質なトレーニングデータを継続的に生成すると同時に、参加者に経済的インセンティブを提供します。

現在、6万人以上のユーザーを抱えるクローズドテストネットで稼働しており、2025年1月にパブリックテストネットを立ち上げる予定です。

今回調達された資金は、研究開発とインフラアップグレードに活用されます。

公式サイト:https://fractionai.xyz/

X:https://x.com/FractionAI_xyz

Docs:https://docs.fractionai.xyz/

Medium:https://medium.com/@fractionai

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/fraction-ai/

DuckChain


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dao5、Offchain Labs、Kenetic Capital、DWF Ventures、Oak Grove Ventures、Skyland Ventures、GeekCartel、Prestoなどが参加するラウンドで、500万ドルを調達。

The Open Network (TON)上のコンシューマーレイヤー


DuckChainは、TONエコシステムのレイヤー2プロジェクトです。Arbitrum Orbitのインフラを活用し、スケーラビリティと相互運用性を高め、開発者がTON環境内でイーサリアム互換のスマートコントラクトを展開できるようにしています。

DuckChainは、Web3機能を拡張するためにTelegram Starsをトークン化するInitial Star Offering (ISO)を導入しています。

DuckChainはまた、ブロックチェーン市場での地位強化のため、Arbitrum、OKX Wallet、OnePieceLabなど著名な業界企業とのパートナーシップ契約を発表しました。これらパートナーと共に、DuckChainエコシステム内で次世代の分散型アプリケーションを創造する開発者、クリエイター、イノベーターを呼び込むための「Yellow Duck Mission」ハッカソンを開催します。

このハッカソンは、2024年12月15日から2025年1月15日まで開催され、総額100万ドル(DuckChainトークン)の賞金プールを設け、DeFiプロトコル、AI搭載アプリ、ミーム系プラットフォームなどの分野におけるソリューションの創出を促進します。

ハッカソン優秀プロジェクトには50万ドル、クリエイティブなプロジェクトには20万ドル、コミュニティエンゲージメントの高いプロジェクトには5万ドルが授与され、エコシステムの促進を目指しています。

公式サイト:https://duckchain.io/

X:https://x.com/Duck_Chain

Docs:https://diary.duckchain.io/

Medium:https://duckchain.medium.com/

Telegram:https://t.me/DuckChainAnn

Kettle


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ParaFi Capitalが主導するラウンドで、400万ドルを調達。他には、Zee Prime Capital、Kronos Research、Signum Capital、Puzzle Ventures、IOSG Venturesなどが参加。

高級時計取引サービス


Kettleは高級時計に特化したピアツーピア・マーケットプレイスです。24時間365日のグローバルアクセスを提供しており、すべての時計が認証され、保険がかけられ、ニューヨークのKettle Vaultに安全に保管されていることを保証しています。

高級品市場の既存プラットフォームは、鑑定サービスを開始したばかりということもあり、その非効率性が課題となってきました。Kettleは、ブロックチェーンによる即時決済、透明性、DeFiを活用することで、時計の販売、購入、入札、貸出、借入、賭け、取引、レンタルをワンクリックで実現しています。

また、Kettle v2及びそれに伴う報酬プログラムが発表されました。最大1%のキャッシュバックを備えた「Kettle Cash」、Kettleでの二次販売によるロイヤリティ獲得(紹介ユーザーは1%、そうでないユーザーは0.5%)、12月31日までに時計を購入した顧客の中から抽選でRolex Batmanのプレゼントなどがあります。

現在、同社の鑑定・保管センターはニューヨークに1つだけですが、2025年からヨーロッパ、中東、アジアなどへ拡大する計画となっており、グローバルな拡大に注目が集まっています。

公式サイト:https://kettle.shop/about

X:https://x.com/kettle_shop

Discord:https://discord.com/invite/kettle

Juicyway


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P1 Venturesが主導するプレシードラウンドで、300万ドルを調達。他には、Ventures Platform、Future Africa、Magic Fund、Microtractionが参加。

国際送金を提供する金融プラットフォーム


Juicywayは、アフリカにおけるクロスボーダー決済を容易にするプラットフォームです。

Remitscopeのデータによると、2023年のアフリカへの送金額は902億ドルとなっており大きな規模となっているものの、2024年第1四半期に送金者に課された平均手数料は8.4%と高く、2〜5日かかる支払い処理の遅さ、過度のカウンターパーティリスクなど国際競争力を低下させる課題が多くありました。

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Juicywayはこの問題へのソリューションを提供しており、同社プラットフォームでは、起業家が国内外のベンダー、請負業者、その他の関係者への支払いや、NGN、CAD、USD、USDT、USDCなどの通貨の交換を容易に行えます。

Juicywayは既に、25,000件の取引と4,000人の顧客から13億ドルを処理するといった実績を有しています。

公式サイト:https://www.juicyway.com/

X:https://x.com/juicywayhq

Silencio


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Blockchange Venturesが主導するラウンドで、250万ドルを調達。他には、Borderless Capital、Master Ventures、Advanced Blockchainなどが参加。

騒音公害データを収集


Silencioは、超ローカルな騒音データを提供するインセンティブを与えることで、騒音公害に対処するコミュニティ・パワー型ネットワークです。

Silencioは世界最大の市民科学プロジェクトとして位置づけられており、ユーザーが周囲の騒音レベルを共有し、報酬を獲得し、データを収益化することを可能にしています。それらデータによる正確な騒音マッピングを不動産、ホスピタリティ、福祉、保険、政府、学術などの業界向けに提供することで、騒音公害の改善を目指しています。

Silencioアプリは180カ国以上で41万人以上のアクティブユーザー、1日1万5千人以上のデイリーアクティブユーザーを誇り、毎日10万回以上の騒音測定を実施しています。peaqへの移行後では、27万5千件以上のオンチェーン取引を処理し、1万6500以上のユニークウォレットが分散型エコシステムに貢献、毎日1,200台の新しいデバイスが追加されています。

Silencioのエコシステムの中核にあるのは、BlockSound Foundationが管理する$SLCトークンです。$SLCによって、貢献者へのインセンティブ、機能のアンロックが可能となっています。

公式サイト:https://www.silencio.network/

X:https://x.com/silencioNetwork

Whitepaper:https://www.silencio.network/whitepaper

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/silencionetwork/

Discord:https://discord.com/invite/uegUV8UkSJ

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・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。

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