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2025年2月16日-2月22日 資金調達を実施したPJ 8選

投稿日 2025年 02月 25日

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目次

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Cygnus


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Manifold、OKX Ventures、Mirana Venturesなどが参加するプレシードラウンドで、2000万ドルを調達。

初のモジュール式リアルイールドレイヤー


Cygnusは、TONのような非EVMシステムとEVMエコシステムをブリッジする、初のモジュール式リアルイールドレイヤーです。

Cygnusの流動性検証システム(LVS)は、ステーキング利回り、LVS手数料およびインセンティブを提供しながら流動性を確保しています。さらに、Cygnus Financeは、米国財務省短期証券などの現実世界の資産に裏打ちされたステーブルコインの貸付とレバレッジ取引を提供しています。

また、Cygnusは「Web3版Instagramのアプリケーションレイヤー」の構築にも言及しており、オンチェーン資産とオフチェーン資産を統合したクリエイターエコノミー向けのプラットフォーム構築も目指しているとのことです。

公式サイト:https://www.cygnus.finance/

X:https://x.com/CygnusFi

Whitepaper:https://wiki.cygnus.finance/whitepaper

Telegram:https://t.me/CygnusFinanceOfficial

Altius


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Founders FundおよびPantera Capitalが主導するラウンドで、1100万ドルを調達。他には、Archetype、Reforge、DCG、No Limit Holdings、 Amber Groupが参加。

VMに依存しないモジュール式の実行レイヤーを開発


Altiusはブロックチェーンの実行レイヤーにおけるパフォーマンスと相互運用性の課題を解決するために、仮想マシン(VM)に依存しない実行フレームワークを開発しています。

Altiusは並列処理やモジュール化設計によって処理能力を高めることで、ネットワークの混雑や高い手数料、スケーラビリティの制約といった問題に対処しようとしています。またAltiusでは、シャーディングによる並列ストレージ管理、命令レベルの並列実行(SSAを用いた命令間依存の追跡)やインセンティブメカニズムによる並列処理環境に適したスマートコントラクトの作成奨励といった技術アーキテクチャが構築されています。

こうした設計によりガスコストを最大75%削減できる可能性が示されており、Altiusが将来的な高性能ブロックチェーン基盤となることが期待されています。

AltiusはHudson River Trading出身のソフトウェアエンジニアとAmber Groupの元幹部によって共同創設されており、その豊伝統金融と暗号資産分野の知見にも注目されています。

公式サイト:https://www.altiuslabs.xyz/

X:https://x.com/altiuslabs

Blog:https://www.altiuslabs.xyz/blog

Discord:https://discord.com/invite/altiuslabs

Telegram:https://t.me/altiuslabs

Universal Protocol


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a16z cryptoが主導するラウンドで、900万ドルを調達。他には、Coinbase Ventures、Four Cities Capital、Data Tech Fundなどが参加。

クロスチェーン資産の流動性供給プラットフォーム


Universalはあらゆる暗号資産をチェーンの垣根を超えて取引可能にすることを目指すラップド資産(Wrapped Assets)プラットフォームです。

具体的には、SUI・XRP・DOGEといった異なるブロックチェーン上のトークンを、BaseやSolanaといった他のチェーン上で取引可能な「uAsset」として発行・流通させる仕組みを提供しています。Universalによれば、この「uAsset」は既にサービス開始から半年で累計8億5千万ドル以上の取引高を記録しており、市場から大きな需要があることが示されています

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Universalは最終目標として、「あらゆる資産を極めて深い流動性とともにオンチェーンで取引可能にする」と述べています。ユーザーは中央集権型取引所で扱えるほぼすべての資産を分散型環境で利用でき、開発者もこれらラップド資産を自身のDAppに簡単に組み込めるようになることを目指しているとのことです。

公式サイト:https://www.universal.xyz/

X:https://x.com/Universaldotxyz

Docs:https://docs.universal.xyz/universal-protocol

Fluent Labs


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Polychain Capitalが主導するラウンドで、800万ドルを調達。他には、Primitive Ventures、dao5、Symbolic Capital、Builder Capital、Nomad Capital、Public Worksなどが参加。

複数の仮想マシンを1つの実行環境に統合するフレームワークを構築


Fluent Labsは、異なる仮想マシン環境を一つに融合したEthereumレイヤー2チェーンであり、「ブレンデッド実行ネットワーク(Blended Execution Network)」を開発しています。

Fluent Labsの試みは、WebAssembly(Wasm)、Ethereum Virtual Machine(EVM)、Solana Virtual Machine(SVM)上のアプリケーションを単一の実行環境内に統合し、開発者が複数のブロックチェーンエコシステムをまたいでアプリケーションを構築できるようにするものです。これにより、異なるチェーン間の互換性問題が改善されるとのことです。

現在はプロトコルのコア部分を開発中であり、ユーザーが一つのウォレットで異なるVM環境のDAppにアクセスできるようにしているとのことです。また、混合環境を並列化し、サポートされているすべてのVMで高パフォーマンス低コストなアプリ使用の実現を目指しているとしています。

Fluent Labsによれば、既に60のブロックチェーンプロジェクトがFluentエコシステム上に構築されているとのことです。

今回調達された資金は、Fluent Labsのレイヤー2ネットワーク開発の加速と、エンジニアリング人員の拡充に使われる予定です。

公式サイト:https://www.fluent.xyz/

X:https://x.com/fluentxyz

Docs:https://docs.fluent.xyz/

Discord:https://discord.com/invite/fluentxyz

Telegram:https://t.me/+W3hgkioteMljODc8

Primus Labs


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Dispersion Capital、Symbolic Capital、VanEckが主導するラウンドで、650万ドルを調達。他には、Samsung Next、Alchemy、Maelstrom、WELARA、Modular Capital、Karatageなどが参加。

ブロックチェーンインフラプラットフォーム


Primus Labsはブロックチェーン上のデータを効率良くインデックス化・活用するための分散型データソリューションを提供しています。

Primus Labsは膨大なオンチェーンデータの取得・保存の非効率性を解消し、スケーラブルでリアルタイムなデータアクセスを可能にすることで、分散型アプリケーション(dApp)の開発者や企業が必要なブロックチェーンデータに迅速にアクセスできるようにしています。

Primus Labsは当初「PADO」という名称で設立されましたが、事業拡大に伴うビジョンの拡張に合わせて現在の名称にリブランディングされました。

今回調達された資金は、さらなる技術開発やエコシステム拡大、新規パートナーのオンボーディングに充てられる予定です。

公式サイト:https://www.primuslabs.xyz/

X:https://x.com/primus_labs

Medium:https://medium.com/@primuslabs

Discord:https://discord.com/invite/pdrNxRrApX

Acre


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Draper Dragon、Big Brain Holdings、Orange DAOが参加するラウンドで、400万ドルを調達。

ビットコインDeFiプロトコル


Acreはビットコイン保有者が資産の利回りを稼ぐことを可能にする分散型金融プロトコルです。

Acreは「Bitcoin in, Bitcoin out」というモデルを掲げています。Acreはビットコイン預託者に対して分散型エコシステムに参加しながら利息をビットコイン建てで受け取れるようにしており、Acreはビットコイン版の複利運用プラットフォームと言えます。

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AcreのTVLは1億ドルを超えており、2024年9月以降3.6万人を超えるアクティブユーザーや800万以上のエンゲージメントポイント、42以上のコミュニティ主導のイベントを開催するなど積極的なコミュニティ活動が行われています。

今回調達された資金は、Acreのエコシステム強化や、プラットフォーム上で構築されるプロジェクト支援、メインネット上での報酬提供開始に向けた運営資金に充てられます

公式サイト:https://acre.fi/

X:https://x.com/AcreBTC

Docs:https://docs.acre.fi/

Blog:https://blog.acre.fi/

Discord:https://discord.com/invite/acre

MANSA


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TetherとPolymorphic Capitalが主導するラウンドで、300万ドルを調達。他には、Octerra Capital、Faculty Group、Trive Digitalが参加。

アフリカに焦点を当てた国際送金・決済プラットフォーム


MANSAは、ドバイを拠点とするステーブルコインを活用した国際送金・決済プラットフォームを提供するフィンテック企業です。

MANSAは、従来の国際送金ネットワークが抱える送金遅延や高コスト、流動性不足といった課題に対し、ブロックチェーン上でのステーブルコイン送金を活用することで「より速く、安く、信頼性の高い」国際決済を実現しようとしています。

例えば、企業や銀行がMANSAのネットワークを通じて現地通貨をステーブルコインに変換し送金すれば、中継銀行を経由することなく数分で決済が完了し、受け取った側は必要に応じてそれを自国通貨に換金できます。これにより、従来数日かかっていた国際送金が大幅に効率化され、コストも削減されます。

MANSAは2024年8月にサービスをローンチして以来、2025年1月までに累計2700万ドル相当のトランザクションを処理しています。

今回調達された資金は、事業拡大、とりわけ中南米や東南アジア市場へのサービス展開に充てられる計画です。

公式サイト:https://www.mansafinance.co/

X:https://x.com/MANSA_FI

Medium:https://medium.com/@MANSA_Fi

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/mansa-finance-def/

Maestro


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Wave Digital AssetsとDraper Associatesが主導するラウンドで、300万ドルを調達。他には、UTXO Management、Bitcoin Frontier Fund、Draper Dragon、Necto Labsが参加。

UTXOベースのWeb3開発プラットフォーム


Maestroは企業や開発者向けのエンタープライズブロックチェーン基盤です。

Maestroはビットコインネイティブの金融アプリケーション構築を簡素化するUTXOベースのインフラサービスの先駆者として知られており、高性能APIや開発者ツール、そしてリアルタイムのオンチェーンインサイトを可能にするmempoolメタプロトコルインデックス作成などのソリューションを提供しています。

Maestroは昨年、ビットコイン上のDefiのニーズに合わせてテーラーメイドのUTXOインデックスプラットフォームをリリースしています。そして今年にはウォレット、分散型取引所、貸付プロトコルなどすべてのDeFiセグメントでトッププロトコルをオンボーディングしています。

また、MaestroはArch Networkとの提携により、並列実行レイヤーを介してビットコインのコントラクトプログラマビリティを可能にしています。この他にもSaturnがMaestroを活用してBitcoin L1上で初のAMM DEXを立ち上げており、Maestroエコシステムの積極的な拡大が目立っています。

公式サイト:https://www.gomaestro.org/

X:https://x.com/GoMaestroOrg

Blog:https://www.gomaestro.org/blog

Discord:https://discord.com/invite/ES2rDhBJt3

Telegram:https://t.me/+WsD8BXKBggw5ZmU5

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