有料記事
投稿日 2024年 04月 22日
目次
本レポートは、2024年3月のDeFi市場動向をまとめたものになっています。
ETHおよびWBTCを含むさまざまな担保資産の安定化手数料(Stability Fees)が引き上げられました。各手数料は、15%から17.25%の範囲で推移しています。
また、sDAI保有者のDSRを5%から15%に、SparkLendユーザーのDAI Borrow APYを 6.7%から16%に引き上げる提案も承認され、実装されました。これに伴い、SparkLendの借入総額は70%ほどの下落を見せています。
The latest Executive Vote has just been approved on Twitter / X
3月13日にDencunアップグレードが行われ、L2手数料が引き下げられました。
これに伴い、OptimismやArbitrumでは、TVLの推移以上にトランザクション数が伸びており、既存ユーザーのアクティブな度合いが増しています。
こうした手数料削減によるトランザクションの増加は、他L2でも同様に波及すると思われます。
Less than 24h before Dencun on Twitter / X
3月14日に、オペレーターとEigenDAをメインネットに導入するための6つのフェーズからなる段階的なメインネットロールアウトを発表しました。
現在、EigenLayerを中心とした各リキッドリステーキングプロジェクトの開発が盛んとなっています。3月ではether.fiやRenzoにてエコシステムが拡大しており、特にether.fiはエアドロを実施しています。
EigenLayerエコシステムの活発化は、今後も続いていくものと思われます。
EigenLayer Mainnet: Preparation for launch on Twitter / X
この続きを読むには
この記事は会員限定の記事になります。
登録すると続きをお読みいただけます。
タグ
DeFi
月次レポート
お問い合わせはこちら
専門的なリサーチャーのリサーチしてほしい内容がある
新規事業のアイディア出しからコンサルティングしてほしい
その他、ブロックチェーン事業に関する全般的な相談をしたい