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投稿日 2021年 03月 30日
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第15回目となる今回のレポートでは、Initial DEX Offering 概要とトレンドの理解に関してのレポートです。
Initial DEX Offering (以下IDO)とは、ICOやIEOなどと同様のトークンオファリングスキームの一つで、広義のDEX(スワッププール型やオークショ ンプールなどを含む)上でトークンオファリングを行うことで、販売におけ るカウンターパーティを排除しながら、柔軟なカスタマイズを加えたトーク ンセールを行うことができる手法となっています。
ICOブームが起きた2017年代のDEXでは、DEX上でのトークンオファリ ング実現は難しかったですが、現在はBalancerやPolkastarter、PancakeSwapな どのプロジェクトがトークンオファリングの分野で「IDO」「IFO」といっ た新たなモデルを打ち出しており、公平な参加機会やコミュニティのブート ストラップが実現できるスキームとして注目を集めています。
現在では多くのIDO Launchpadプラットフォームも存在しており、それぞれのプロジェクトにトークンが付随することも珍しくはないです。
これらのプラットフォームが独自のトークンを利用することで、プ ラットフォーム・投資家・プロジェクトの三者間におけるエコノミクスを上手く 機能させている点なども興味深いモデルと言えます。
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