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投稿日 2022年 10月 13日
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今回のレポートは、8月のethCC[5]で概要が発表、今月10日にテストネットが公開されたPolygonによるzkEVMの解説がメインテーマとなります。
zkEVM自体は続々と登場しており、今後のブロックチェーンのスケーリングにおける重要性の高いトレンドとして認識される可能性があります。
技術的な内容も多く、理解が難しい部分もありますが、レポートでは以下のテーマでzkEVMを構成する個別の要素に関して解説を行っています。
Polygon zkEVMは、以前よりEthereumのレイヤー2におけるスケーリングソリューションに取り組むHermezのチームにより開発が進められるzkRollupのスケーリングソリューションです。
既存のzkRollupと比較して、汎用である(特定の用途に目的が限定されていない)ことや、Ethereumの仮想マシンであるEVMとの完全な互換性を持つことを特徴としています。
Polygon zkEVMでは、L2上でのトランザクションのバッチ処理を行うシーケンサー、バッチ処理されたトランザクションの検証を行うアグリゲーターの2種類の参加者が存在しています。
PoEは、zkEVM上で誰がこれらを行うか、つまり、L2ブロックの作成や証明を誰が行うかを選出するための仕組みです。
この設計では、シーケンサーやアグリゲーターが許可なしで自由にネットワークに参加し、トランザクションのまとまり(バッチ)の作成を分散的に行うことを可能とします。
レポートではこの他、Polygon zkEVMを構成する要素に関して、要点を解説しています。この続きを読むには
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