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投稿日 2023年 05月 10日
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今回のレポートは、4月のNFTマーケットの動向を調査した内容になっています。4月は3月よりNFT市場は全体的に取引ボリュームが減少傾向にありますが、大手企業の動きなどが多数あった月となっています。取引ボリュームに反して、NIKE、adidas、PUMA等から活発な動きが見られました。
プロジェクト毎のランキングでは、Nakamigos、Mad Lads、BLOCKLORDS BANNERSが初のランクインを果たしています。この中でも4月に最も注目されたプロジェクトひとつとして、Mad Ladsが話題となっていました。
4月21日にプライマリーセール(ミント)が開始され、6.9SOLで販売されましたが、すぐさまフロアプライスは上昇し、多くの取引ボリュームを記録しました。今までのNFTと違うところは、xNFTと呼ばれる規格を採用して、Backpackのみでの販売を行いました。こちらの仕組みが注目され、話題になったと言えます。
個別のNFTの取引ランキングでは、全体的に3月より価格は下がっています。その中でもAzukiが多くランクインしました。6月に行われる予定のイベントやIPXとの提携が影響していることが考えられます。NFT市場が冷え込んでいる中、Azukiはフロアプライスを維持して高額取引が行われていました。
Solana NFTの市場は、3月より下落を見せています。この要因は、DeGodsとy00tsがSolanaから移行したことが要因と考えられます。しかし、Mad Ladsの登場で一気に吹き返しています。
4月22日からMad Ladsの二次流通が行われるとMagic Edenの取引ボリュームは、急上昇しました。この影響で、4月22日~25日の期間はMagic EdenのSolana NFTの取引ボリュームは特に増加しています。
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