【後編】NFTコレクションのおもちゃグッズ展開について

今回のレポートはNFTコレクションのおもちゃグッズへの展開についてのレポートの後編になります。 前編ではこれまでにフィジカルグッズへ展開してきたNFTコレクションとその内容を紹介してきました。後編ではNFTプロジェクトがおもちゃグッズに展開した際のターゲット層、販売場所、既存コミュニティの反応などのより深い考察をしていきます。

後編では以下の要点を軸として考察をまとめていきます。 ・おもちゃグッズを展開するターゲット層、販売場所 ・おもちゃグッズ展開に対しての既存コミュニティの反応や取引Volumeの変化 ・SNSでの発信 ・今後おもちゃグッズへの展開を成功させるにはどのようなプロジェクトが適しているのか？ ・Web3から生まれたNFTコレクションが現実のおもちゃグッズに展開することは、 多くのNFTプロジェクトが目標とするIP化にとって有効であるのか？

前提として結論から先に述べておくと、おもちゃグッズへの展開はプロジェクトのIP化にとって有効だと考えられます。 ただし、グッズ展開において販売のターゲット層、販売場所、コミュニティからの支持率によって有効の度合いが大きく変わります。 また、グッズ展開するまでにNFTプロジェクトがどのように認知度を高めてきたか、既存のコミュニティをどのように構築してきたかによっても有効度合いが変わってきます。