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Stacks — ビットコインの新たな市場を拓く

投稿日 2024年 05月 21日

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「ナカモト」と呼ばれる寓話、蛹が蝶になるまでの物語



免責事項: 本レポートの内容は、著者の見解を反映しており、情報提供のみを目的としています。トークンの購入や売却、プロトコルの利用を推奨するものではありません。本レポートに含まれる内容は投資助言を意図したものではなく、投資助言として解釈されるべきではありません。


ビットコインネットワークの新機軸


2023年初頭、ビットコインネットワークに登場した「オーディナルズ(Ordinals)」は、ブロックスペースの利用法について多方面から議論を呼びました。その後5月になると、BRC-20への需要が急増し、一時的にビットコインネットワークがブロック処理に支障をきたす事態となり、結果としてバイナンスがビットコインの出金を一時停止せざるを得なくなりました。

「順序付け番号」を意味する”ordinal”に由来する名前のオーディナルズは、2023年1月にケーシー・ロダモアが考案したプロトコルで、ビットコインの最小単位satoshiに任意のデータを添付できる機能を実装したものです。オーディナルズを使うことで、テキスト、画像、音声、動画、コードなどをビットコインブロックチェーン上に保存できるようになり、イーサリアムでお馴染みのPFP NFTコレクションがビットコイン上に多数登場することとなりました(詳細はこちら)。

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4月24日時点のCoinGeckoによる時価総額トップ10 NFTコレクション (出典: CoinGecko)

4月24日時点のCoinGeckoによるトップ10 NFTコレクション時価総額ランキングでは、ビットコイン発のNFTコレクション3つが上位に入っています(NodeMonkes、Runestone、Bitcoin Puppets)。これはビットコインがスマートコントラクトプラットフォームとしての可能性を秘めていることを示しています。

ビットコインL2としてのStacks


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このようなコンテキストの中で、ビットコインネットワークをL1(メインチェーン)とするL2プロジェクトが次々と登場しています。4月15日時点のDeFiLlamaの分類では、「Bitcoin Sidechains」に区分される11のプロジェクトで、TVLは約9億ドル($900M)に到達しています。これらのプロジェクトがビットコインをL1として実際にL2として機能しているかについては議論の余地がありますが、TVLの急増とプロジェクト増加自体が、市場のビットコイン関連への高い関心を物語っています。

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近年のStacksの成長は特筆に値します。2017年にリリースされたプロジェクトの1つではありますが、2021年以降、ビットコインネットワークにスマートコントラクト機能を実装することを目指して着実に活動を継続してきました。以下では、Stacksの動向と、今後の大規模アップグレード「ナカモトリリース(Nakamoto Release)」について詳しく説明します。


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