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投稿日 2024年 09月 25日
目次
本レポートでは、2024年5月に発表されたEthereum Name Sevice v2について解説を行います。
ENSは、Ethereum Name Serviceの略称であり、2017年5月に初期バージョン(v1)がローンチされました。
既存のDNS(Domain Name Service)と同様名前解決をスマートコントラクトで実現するものであり、ドメイン名とIPアドレスの対応付けを行うサービスです。
ENSを通じてドメイン(example.eth)を取得することで、「0x」から始まる複雑で可読性の低いウォレットアドレスなどを、人間が覚えやすいドメイン名に紐づけることができます。
ENSの概要については以下のレポートで解説を行なっています。
関連レポート:Ethereum Name Service (ENS) 解説レポート
ENS v2はEthereumのロールアップ中心の移行に伴う、ENSのL2へのプロトコル拡張提案です。
これには主に、階層型レジストリの採用によるユーザーのドメインに対するコントロール強化と、名前解決に利用されるリゾルバの統一化、L1<>L2間でドメイン保有などが含まれます。
レポートを読了いただくことで、ENS v2について詳細に理解していただくことができます。
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