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投稿日 2024年 10月 02日
目次
Theory Venturesが主導するシリーズAラウンドで、1400万ドルを調達。他には、Delphi VenturesとHack VCが参加。
Initiaは、レイヤー1ネットワークと楽観的(optimistic)ロールアップのシステムを開発するブロックチェーンプロジェクトです。
Initiaのロールアップは、「Minitias」と呼ばれており、Ethereum Virtual Machine(EVM)、Move Virtual Machine(MoveVM)、CosmWasmのWebAssembly Virtual Machine(WasmVM)をサポートするCosmos SDKチェーンです。これにより、チームはCosmos SDK内でチェーンがトランザクションを処理する方法をカスタマイズすることができます。
Initiaのパブリックテストネットである「The Initiation」は先月終了し、1億2500万以上のトランザクションと約300万のユニークなウォレットを記録しました。メインネットとトークンのローンチは、今後2か月以内に予定されています。
今回の資金調達は、トークンワラント付きのシンプルな将来の株式契約(SAFE)として構成され、Initiaの完全希釈後のトークン評価額は3億5000万ドルとなりました。
公式サイト:https://initia.xyz/
Anfield Ltd、Borderless Capital、1kxが主導するラウンドで、1080万ドルを調達。他には、Accord Ventures、Blockchange Ventures、Draper Dragon、Samsung Nextなどが参加。
Mawariは、Solana上に構築されたDePINプロジェクトであり、空間コンピューティングの拡張を目的としたネットワークを構築しています。
空間コンピューティングは、物理世界とデジタル情報を融合させ、ユーザーがAR、VR、XRなどの技術を通じて周囲と相互作用できるようにするものです。プロジェクト名の「Mawari」は日本語の「周り」が由来となっています。
Mawari Networkは、VR、AR、XRデバイス用のリアルタイム3Dコンテンツを提供するためにバックグラウンドで動作します。Web3における競合としてRender Network(RNDR)が挙げられるものの、Renderがオフラインでレンダリングを行うのに対し、Mawariはリアルタイムでレンダリングを行う点で差別化が図られています。
Mawariは、3Dストリーミングに関する特許を3つ保有しており、さらに11の特許を申請中としています。また、T-Mobile、Netflix、BMWなどのグローバルブランドを含む40のクライアントにサービスを提供しており、平均年間売上は150万ドルだとしています。
Mawari Networkは現在、Solanaのdevnet上で開発されており、来年第1四半期にメインネットをローンチする予定です。また、今年第4四半期にはノードライセンス販売の準備を進めています。
公式サイト:https://mawari.net/
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/mawari/
Discord:https://discord.com/invite/mawari
Animoca Brands、Arkstream Capital、Cogitent Ventures、G Ventures、MH Ventures、Master Ventures、Moonhill Capital、SwissBorg Ventures、IBC Groupなどが参加するラウンドで、1000万ドルを調達。
Mind Networkは、AIおよびプルーフ・オブ・ステーク(PoS)ネットワーク向けの初の完全準同型暗号(FHE)レイヤーです。
このレイヤーは、ETH、BTC、AIのブルーチップからのリステーキングトークンを受け入れ、FHE検証ネットワークとして機能し、分散型AI、DePIN、EigenLayer、Symbiotic、Babylon AVS、および多くの重要なPoSネットワークにコンセンサス、データ、クリプト経済セキュリティをもたらします。
Mind Networkは最近、FHE投票ソリューションを提供するMindVのローンチを発表しました。MindVは、AIおよびプルーフ・オブ・ステーク (PoS) ネットワークのコンセンサスとデータセキュリティを確保します。
MindVで新しく導入された重要な概念は、トータルガバナンスバリュー(Total Governance Value)です。これにより、ステーキング資産と投票権が分離されます。ユーザーは、ステーキング資産を保有することで$vFHEを取得することができ、ネットワークコンセンサスとFHE投票に参加することができるようになります。
公式サイト:https://www.mindnetwork.xyz/
X:https://x.com/mindnetwork_xyz
Medium:https://mindnetwork.medium.com/
Discord:https://discord.com/invite/UYj94MJdGJ
Github:https://github.com/mind-network
Telegram:https://t.me/MindNetwork_xyz
Bitkraft Venturesが主導するシードラウンドで、600万ドルを調達。他には、Play Ventures、Anthos Capital、King River Capital、Rockaway X、Zentry、Caballeros Capital、Gam3Girl Ventures、Offchain Labsが参加。
SmolboundはライフシムRPGであり、来年Treasureレイヤー2ブロックチェーン上でローンチする予定です。現在は、クローズドベータテストが実施されています。
Smolboundは、カラフルなファンタジーアートデザインとなっており、プレイヤーは旅行、農業、探索、収集などを行えます。また、広範なUGCエコシステムとライブオペレーション (Live Ops) 、プレイヤーの所有権を促進するWeb3統合を特徴としています。開発元であるDarkbright Studiosは、Smolboundを「どうぶつの森とRaftの結婚」と評しています。
所有権に力を入れていることも注目であり、ゲーム内でプレイヤーが作成したすべてのコンテンツがNFTとなり、これには衣服や家などの美的アイテムから、キャラクター、ツール、さらには島を作成するようなより大きなプロジェクトまで、幅広いものが含まれるとのことです。
公式サイト:https://smolbound.com/
USVと1kxが主導するシードラウンドで、600万ドルを調達。他には、Framework Ventures、Chapter Oneなどが参加。
Daylightは、複数のウォレットに対応する統合型のオンチェーンAPIであり、Coinbase Wallet、MetaMask、Zerion、OKX Walletなどの主要ウォレットのホームタブとディスカバリータブに、ミント、クレーム、クエストなどのパーソナライズされたトランザクション推奨機能を提供しています。
現在、Daylightでは月間600万を超えるアドレスがトランザクションを受信していますが、今後数千万に拡大する計画とのことです。また、DaylightのAPIは、毎秒数万件のリクエストを処理し、何百万行ものオフチェーンデータとテラバイト規模のオンチェーンデータを数百ミリ秒で集約しているとのことです。
今回調達された資金は、バックエンドエンジニアを採用し、ミント、クエスト、クレーム以外の新しいレコメンドカテゴリの開拓、アルゴリズム改善のためのオフチェーンデータの活用に使用されます。
公式サイト:https://www.daylight.xyz/
Telegram:https://t.me/kylemccollom
a16z cryptoが主導するシードラウンドで、500万ドルを調達。
AminoChainは、医療機関を分散型ネットワークで接続し、生体サンプルデータの交換を容易にし、研究を加速させようとしています。
AminoChainは、毎年、多くの人々が血液や唾液、がん組織などのサンプルを研究のために提供しているものの、提供後サンプルがどのように使用されるかは、寄付者には知らされておらず、主要な医療機関での寄付同意率は25%にまで低下していることを問題視しており、それに対するソリューションを提供しています。
AminoChainは企業の医療機関を接続する技術として機能し、開発者がユーザー所有の分散型ヘルスケアアプリケーションを構築するための基盤を提供しています。医療機関は「Amino Node」と呼ばれるソフトウェア・パッケージをインストールすることで、データを共通のフォーマットに整合・標準化し、共同研究者のネットワークと相互運用できるようになります。
また、最初のアプリケーションである「Specimen Center」は、生体サンプルを取引できるマーケットです。ここでは、研究者が迅速にサンプルを見つけ、使用できるようになります。さらに、寄付者はサンプルの利用状況を追跡し、商業利用によって利益を得ることも可能です。
公式サイト:https://aminochain.io/
ParaFi CapitalとBorderless Capitalが主導するシードラウンドで、400万ドルを調達。他には、Amber Group、Saison Capital、Interop Ventures、Oak Grove Venturesなどが参加。
Meridianは、Movement上に構築された分散型流動性マーケットプレイスとリキッドステーキングプロトコルです。
Meridianは、Movementエコシステムの中心的流動性とイールドハブになることを目指しており、パートナープロトコルが資本効率の良い方法で深い流動性を構築できるようになり、同時にユーザーに資産に対する安全で生産的なイールドを提供しようとしています。
Meridianプロトコルは現在、テストネット上で稼働しており、Movementメインネットの初日にローンチされる予定です。
Moveエコシステムは現在、既存のEVMおよびSVMソリューションと比較して、オンチェーン流動性と取引量の一部しか担っていないものの、Meridianは、Move言語のセキュリティとコンポーザビリティを活用することで、このギャップを埋めようとしています。
公式サイト:https://www.meridian.money/
X:https://x.com/meridian_money
Discord:https://discord.com/invite/meridian-money
Tribe Capitalが主導するラウンドで、200万ドルを調達。他には、EMURGO Ventures、Taureon Capital、LD Capital、Double Peak Groupなどが参加。
Helix Labsは、イーサリアム以外のレイヤー1資産保有者に向けてリステーキングによる利回り獲得機会を最大化するプロトコルを開発しています。また、流動性抽象化と独自のOmniVMスタックを活用し、MoveVMロールアップもサポートしています。
Helix Labsの技術はCardanoエコシステムに大きく寄与しており、CardanoのネイティブトークンであるADAの保有者がステーキングを行いながら、流動性のあるステークされたADAを受け取ることで、およそ120億ドル相当の流動性を解放しました。
この他にも、Helix Labsは以下の3つの主要製品を提供しています。
今回の資金調達発表に加えて、Helix LabsはMovement LabsのMove Collectiveアクセラレータプログラムへの参加も発表しました。
公式サイト:https://www.helixlabs.org/
Blog:https://www.helixlabs.org/blog
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/zkhelixlabs/
Discord:https://discord.com/invite/MKPfssK985
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