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投稿日 2024年 10月 03日
目次
本レポートは、CryptoKitties egg(egg)の紹介と考察に焦点を当てた包括的な内容となっています。冒頭では、eggと開発元であるDapper Labsなどについて詳しく紹介しています。また、コレクションの詳細な分析も行っており、発行価格からのフロア価格高騰、2次売買ボリューム、ホルダー分布など、2次売買市場における様々な側面を詳細に分析しています。
さらに、近年注目を集めているTelegramゲームとして、構築が予定されているALL THE ZEN(ATZ)についても、現在公開されている情報を整理し、まとめています。
レポートの後半では、ATZがDapper LabsやCryptoKittiesにどのような影響を及ぼす可能性があるか、どのようなゲーム性で展開していくかなどについて、現在公開されている情報を基に考察をしています。
本レポートは、eggを軸としながらも、Dapper LabsやCKの現状も考慮に入れた総合的な内容となっています。CryptoKittiesファンだけでなく、ブロックチェーンゲームや新興のNFTプロジェクトに興味のある方々にとっても、有益な情報が詰まっている内容となっていますので、ぜひ最後までお読みいただき、eggの動向と将来の可能性について理解を深めていただければ幸いです。
CryptoKitties egg(以下egg)は2024年8月31日にOpenSeaでミントが開始されたNFTコレクションです。eggは猫のNFTを育成するオンチェーンゲームCryptoKitties(以下CK)の運営するDapper Labsが発行するNFTとなっています。
発行に際しての予告アナウンスは直前までされておらず、OpenSeaでのミント開始5分前にCKのXアカウントからミント発行リンクが共有されました。
現在eggのユーティリティや詳細はアナウンスされていませんが、後に紹介するALL THE ZENと呼ばれるCKが展開予定のTelegramゲームと関係することが示唆されています。
CKは2017年11月にDapper Labs社によってリリースされた、イーサリアムチェーン上で動作する猫育成ゲームです。このゲームでは、Kittiesと呼ばれる様々な遺伝子を持った猫のNFTをブリード(交配)、収集、取引するシンプルなゲーム性となっています。
CKは、NFTをゲームに組み込んだ初期の成功例として知られており、ブロックチェーン技術とゲームを融合させた先駆的なプロジェクトでした。その革新性から、リリース直後に大きな話題となっています。
CKの開発チームは、世界で初めてERC-721という規格を開発しました。ERC-721は、ブロックチェーン上で固有の資産を表現するための標準規格となり、現在では多くのNFTプロジェクトで広く採用されています。
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