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2025年2月9日-2月15日 資金調達を実施したPJ 8選

投稿日 2025年 02月 17日

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Plasma


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Framework Venturesが主導するラウンドで、2400万ドルを調達。他には、Bitfinexが参加。

ステーブルコイン特化のブロックチェーン


Plasmaは、ビットコインのセキュリティを活用しながら、手数料ゼロの米ドル送金と毎秒1000件以上のトランザクションを可能にしている決済プラットフォームです。

Plasmaは、新しいNakamoto PoSコンセンサスメカニズムとハイブリッドUTXO/Accountアーキテクチャを導入しており、開発者はモジュラースマートコントラクトの構築と実行が可能です。

Plasmaブロックチェーンはテザー専用となっており、NFTやミームコイン、トークンエアドロップ、ステーキング機能を有さないステーブルコイン決済に特化した設計になっているとのことです。

テザーは現在ステーブルコイン市場の流通供給の70%を管理しており、昨年には137億ドルの利益を上げるなど急成長を記録しています。Plasmaはテザー特化のブロックチェーンであることから、テザーのシェア拡大との相乗効果が期待されています。

今回調達された資金は、テストネットとメインネットの開発加速に使用されます。

公式サイト:https://www.plasma.to/

X:https://x.com/PlasmaFDN

NodeGo


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Hash Capitalが主導するラウンドで、800万ドルを調達。

コンピューティングパワーを収益化


NodeGoは、分散型AIコンピューティングインフラのプロバイダーです。

AI技術が成長する中、一元化されたクラウドソリューションにおけるコストの増大と運用の非効率性が指摘されています。NodeGoのアプローチは、ブロックチェーン技術を活用してコンピューティングリソースを効率的に分散し、AI開発者が持続可能でスケーラブルなインフラにアクセスできるようにしています。

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現在、Chromeの拡張機能が提供されており、ブラウザに追加することで未使用の帯域幅をシームレスに共有しています。NodeGoは既に、1か月間で1エクサバイト以上の帯域幅を無駄にしないよう支援しており、ユーザーはNodeGoエコシステムに参加することで、報酬を獲得することが可能です。

今回調達された資金は、ノードネットワークの拡大およびAI処理効率の最適化に使用されます。

公式サイト:https://nodego.ai/

X:https://x.com/nodegoai

Docs:https://docs.nodego.ai/

Discord:https://discord.com/invite/nodegoai

Telegram:https://t.me/nodegoai

Blum


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Gumi Cryptosが主導するプレシードおよびシードラウンドで、500万ドルを調達。他には、YZI Labs、The Spartan Group、No Limit Holdings、OKX Ventures、Bitscale Capitalなどが参加。

CEXとDEXの特徴を兼ね備えたハイブリッド取引所


Blumは、単一のプラットフォームを通じて中央集権型取引所と分散型取引所(CEXとDEX)の両方へのシームレスなアクセスを提供するハイブリッド取引所です。

30以上のチェーンをサポートしており、ユーザーはネットワークを切り替えたり、ネイティブトークンガス手数料を支払ったりすることなく取引できます。

BlumはTelegramのミニアプリを通じてゲーム化された体験を提供し、AIによる支援、ローカライズされたP2P取引、シンプルなデリバティブなどの機能を備えています。また、セルフカストディとMPCウォレットのオプションも提供しています。

Blumは世界中に9000万人以上のユーザーを抱えており、2025年第1四半期の上場を予定しています。また、エアドロップも行うとされています。

公式サイト:https://www.blum.io/

X:https://x.com/Blumcrypto

Discord:https://discord.com/invite/blumcrypto

Telegram:https://t.me/blumcrypto

Mirai Labs


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Mechanism Capitalが主導するシードラウンドで、400万ドルを調達。他には、Oak Grove Ventures、Selini Capital、Bitscale Capital、Manifold、Rubik Capital、Protagonist、Lhavaなどが参加。

Web3のゲーム・AIスタジオ


Mirai LabsはWeb3のゲーム・AIスタジオであり、ブロックチェーンベースの競馬ゲーム「Pegaxy」で知られています。

また同社は、ユーザーの好みに適応しながらウォレット管理とオンチェーン取引を自動化する暗号資産に特化したAIエージェント「Partnr」を開発しています。Partnrは、Partnr Chatを通じてトレーニング可能なAIエージェントと消費者をつなぐことができるだけでなく、消費者向けのVaultとPartnr Vaultsを介したオンチェーン実行のためのAIエージェントを有効にすることができます。

今回調達された資金は、AI、機械学習、プログラミング言語Rustを専門とするエンジニアチームの強化に使用されます。

公式サイト:https://mirailabs.co/

X:https://x.com/TheMiraiLabs

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/mirai-labs/

Discord:https://discord.com/invite/UUcgTZB9WV

Drosera


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Greenfield Capitalが主導するラウンドで、325万ドルを調達。他には、Anagram、Paper Ventures、Arrington Capital、UDHC、Pulsarが参加。

イーサリアムセキュリティプラットフォーム


Droseraは分散型のインシデント対応プロトコルであり、隠されたセキュリティのインテントを活用することで悪用に対処、緩和するように設計されています。

Droseraは、セキュリティマーケットプレイスとして機能し、プロトコルがスマートコントラクトで定義された「Traps」を設定することを可能にします。Trapsはセキュリティの意図を隠すためにオフチェーンに留まり、Drosera Operatorはコンセンサスがトリガーされたときにオンチェーンで緊急対応を実行します。

メインネットのローンチは、第2四半期を予定しているとのことです。また、今回調達された資金は、Trapsの開発やコミュニティの成長、他EVM互換チェーンへの研究拡大に使用されます。

公式サイト:https://www.drosera.io/

X:https://x.com/droseranetwork

InfiniFi


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Electric Capitalが主導するプレシードラウンドで、300万ドルを調達。他には、New Form Capital、Baboon VCなどが参加。

預金者主導型のDeFiシステム


InfiniFiは、従来の銀行業務におけるデュレーションのギャップに対処するために設計された預金者主導型のDeFiシステムです。

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資本配分を自動化し、PendleやEthenaのような資産に資金をロックすることで、利用者が流動性か高い利回りかを選択できるようにしています。このシステムは、ブロックチェーン技術を通じて安定性、透明性、利回りの最適化を強化するものです。

また、InfiniFiのDeposit Receipt Token(DRT)は、今年の第2四半期にAAVE、Pendle、Ethenaなどへの統合により、ドルペッグ資産としてローンチされる予定です。

現在、ウェイトリストと紹介システムが稼働しています。

公式サイト:https://infinifi.xyz/

X:https://x.com/infinifilabs

Litepaper:https://docsend.com/view/haj2zgnuaujy9bj6

Discord:https://discord.com/invite/93CUkjEkXF

Teneo


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RockawayX、Borderless、Generative Venturesが主導するシードラウンドで、300万ドルを調達。他には、Moonrock Capital、Certik Ventures、Token Ventures、Outlier Ventures、X Venturesなどが参加。

ソーシャルメディアデータへのアクセスに特化したDePIN


Teneoは、実世界のデータとWeb3アプリケーションをブリッジする分散型プラットフォームです。分散型物理ネットワーク(DePIN)とAIのデータ活用とトークン化に焦点を当てていることが特徴です。

Teneoでは、レイヤー1ブロックチェーンpeaqを活用することで、Web3とWeb2の両方の開発者にソーシャルメディアデータへのアクセスを開放しています。また、Web3ブラウザ拡張機能であるTeneo Community Nodeを使用すると、ユーザーはXやRedditなどのサイトで公開投稿を収集することで、分散型データネットワークに追加できます。

Teneo Community Nodeイニシアチブは拡大を続けており、191か国で390万人以上のユーザーが拡張機能をインストールし、毎日1500万件以上のデータ転送を処理しています。また、110万人以上のユーザーがデジタルウォレットをプラットフォームにリンクしているとのことです。

ユーザーは報酬としてTeneoポイントを受け取り、その後ネットワークのネイティブトークンがローンチされた際には$TONEOと交換可能となります。

Teneoプラットフォームでは、マシンデータのストレージとアクセス、分散型データ収集のためのコミュニティノード、資産とデータ担保のためのトークン化サービスなど、製品スイートを提供しています。

公式サイト:https://teneo.pro/

X:https://x.com/teneo_protocol

Discord:https://discord.com/invite/teneoprotocol

Whetstone Research


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Variant、Nascent、Credibly Neutral、Uniswap Ventures、Ambush、Figmentなどが参加するプレシードラウンドで、130万ドルを調達。

流動性ブートストラッププロトコルを開発


Whetstone Researchは、オンチェーン市場の発展に注力しており、Uniswapエコシステム上に構築された流動性ブートストラッププロトコル「Doppler」を開発しています。

Dopplerプロトコルは、オンチェーンの価値創造のハブとなることを目的としています。これは監査済みのパーミッションレスなインフラレイヤーであり、トークンプロジェクトにより多くの価値が流れ、Uniswapの統合が深まり、プロトコルのすべてのユーザーに害を及ぼすMEVの減少が期待されています。コードも公開されており、Unichainでリリースされています。

また、Dopplerの上で動作するDeFiフロントエンド・アプリ「Pure Markets」も公開されており、これはDopplerにアクセスした最初のフロントエンドとなっています。

公式サイト:https://whetstone.cc/

X:https://x.com/whetstonedotcc

Blog:https://paragraph.xyz/@whetstone

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