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2025年2月2日-2月8日 資金調達を実施したPJ 8選

投稿日 2025年 02月 13日

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目次

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Taproot Wizards


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Standard Cryptoが主導するラウンドで、3000万ドルを調達。他には、Cyber Fund、Collider Ventures、Geometryなどが参加。

ビットコインオーディナルズプロジェクト


Taproot Wizardsは、ビットコインオーディナルズプロジェクトです。Taproot Wizardsの名前は、 MS Paintで「魔法のインターネットマネー」の初期の独立した広告として作成された「ビットコインウィザード」ミームと、ビットコインの機能を拡張したTaprootアップグレードに由来しています。

今回の資金調達は、ビットコインのOP_CAT機能を拡張するために行われました。OP_CATは、OPcode ConcatenateまたはOP_CONCATの略で、自動化されたカスタマイズ可能なトランザクションを可能にするスクリプト機能です。OP_CATは、ビットコインの創設者であるサトシ・ナカモトがまだエコシステムに積極的に参加していたときに有効になりましたが、ユースケースの不足により無効になった過去があります。

Taproot Wizardsはビットコインベースのプロジェクトの中でも人気のあるプロジェクトです。チームは最も人気のあるOrdinalsコレクション「Quantum Cats」を発売するなどしており、現在、同NFTはビットコインNFTプロジェクトの中で最大の時価総額を有しています。

公式サイト:https://taprootwizards.com/

X:https://x.com/TaprootWizards

Discord:https://discord.com/invite/taprootwizards

Reservoir


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Union Square Venturesが主導するシリーズAラウンドで、1400万ドルを調達。他には、Variant、Archetype、Square Peg Capitalなどが参加。

NFT・トークン取引を強化


Reservoirはオープンソースの開発者向けプラットフォームであり、NFT商品を構築するためのツールとAPIを提供しています。NFT市場全体を単一の統合プラットフォームに集約・正規化することで、開発者は包括的なNFTデータへのアクセス、NFT注文の作成・保存・決済、取引機能のアプリケーションへの統合が可能になります。

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Reservoirはマルチチェーンに対応しており、主要なNFTマーケットプレイスからの流動性を集約しているため、様々なプラットフォームでシームレスなNFT取引が可能です。今回の資金調達は、Reservoirをトークン取引のプラットフォームとしても展開するために行われました。

Reservoirの製品スイートには、各チェーンでの即時ブリッジングやスワップを可能にする「Relay」、フルスタックの信頼できるDEXおよびトークンAPIをチェーン上に配置する「Reservoir Swap」などが含まれています。

公式サイト:https://www.reservoir.tools/

X:https://x.com/reservoir0x

Olas


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1kxが主導するラウンドで、1380万ドルを調達。他には、Tioga Capital、Sigil Fund、Zee Prime Capital、Spaceship DAO、Metropolis DAO、Very Early Venturesなどが参加。

AIエージェントプロジェクト


Olasは、自律型AIエージェントの作成と共同所有権を可能にする分散型プラットフォームであり、AI主導型経済全体を育成しています。

Olasプラットフォームは、オープンソースのフレームワークであるOlas Stackを提供し、開発者がオフチェーンのエージェントをオンチェーンで安全に構築できるようにし、堅牢性と透明性を確保しています。

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Olasエージェントは現在、月に70万件以上のトランザクションを行っており、前月比プラス30%の割合で成長しています。Olasのエージェント取引の半分以上は、DeFAI(Modius)、インフルエンサーエージェント(Agents.Fun)、予測市場(Olas Predict)などのユースケースから生じるエージェント間取引となっています。

また、デスクトップアプリケーション「Pearl」が注目を集めています。これは「エージェント・アプリ・ストア」として機能することでさまざまなユースケースをユーザーに提供しており、AIエージェントへのアクセスの民主化に寄与しています。

公式サイト:https://olas.network/

X:https://x.com/autonolas

Whitepaper:https://olas.network/whitepaper

Discord:https://discord.com/invite/z2PT65jKqQ

The Game Company


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Telcoin、BullPerks、Singularity DAOが主導するラウンドで、1000万ドルを調達。

クラウドゲームインフラを開発


The Game Company(TGC)は、AIを活用したクラウドゲームプラットフォームです。ユーザーは高価なハードウェアやダウンロードを必要とせず、あらゆるデバイスで様々なゲームをプレイすることができます。

SteamやEpic Gamesなどのプラットフォームから1300を超えるタイトルを取り揃え、TGCは独自の低遅延ストリーミング技術により、遅延のないゲームプレイを提供しています。また、Web3機能と統合されており、トーナメント、ファンタジーリーグ、play-to-earnの仕組みを導入し、シームレスなゲームと収益のエコシステムを構築しています。

TGCの分散型クラウドゲームプラットフォームは将来的に、NvidiaやAmazonといった大手企業との競合となることを目指しています。

公式サイト:https://www.gmrtag.io/

X:https://x.com/TheGame_Company

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/thegamecompany-ai/

Fragmetric


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Finality Capital PartnersとHashedが主導するシードラウンドで、700万ドルを調達。他には、Presto、Hypersphere、Bitscale Capital、Halo Capital、Flowdeskが参加。

Solanaベースのリキッドリステーキングプロトコル


Fragmetricは、Solanaベースのリキッドリステーキングプロトコルです。リキッドリステーキングトークン(LRT)である「$fragSOL」により、ユーザーはDeFiに参加しながら、ステークされたSOLとリキッドステーキングトークンの利回りを得ることができます。

また、Fragmetricプラットフォームでは、Solanaのトークン拡張を利用し、ステーキング、MEV、NCN/AVS報酬の分配を最適化しています。ユーザーは$fragSOLを担保として活用したり、流動性を提供したり、DEXで取引したりすることができます。

Fragmetricは2024年10月のローンチ以来、フェーズ1のキャップ1から3までTVLの継続的な成長を示しており、2.5万件以上のユニークアドレスが$fragAsset(fragSOL、fragJTO)を保持しています。

Fragmetricは、さまざまなノードコンセンサスネットワークのローンチやLRTを活用することで、エコシステムの拡張を進めていくとしています。

公式サイト:https://fragmetric.xyz/

X:https://x.com/fragmetric

Docs:https://docs.fragmetric.xyz/

Blog:https://blog.fragmetric.xyz/

Discord:https://discord.com/invite/fragmetric

Rho Protocol


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CoinFundが主導するラウンドで、400万ドルを調達。他には、Auros、Flow Traders、Speedinvestが参加。

ノンカストディアルプラットフォーム


Rho Protocolは、資金調達、ステーキング、および貸付レートをすべて1つの場所で提供しています。これにより、レバレッジ取引、ベーシス取引、および強化された利回り戦略のための多くの新しい取引機会が開拓されました。

Rhoの取引能力は、ETFやステーブルコインの発行者だけでなく機関投資家にも適しており、昨年6月のベータ版のローンチ以来、70億ドル以上の想定元本を促進してきました。

今回調達された資金は、プラットフォーム機能の拡張に使用されます。

公式サイト:https://www.rho.trading/

X:https://x.com/rho_xyz

Docs:https://docsend.com/view/rxaaqccpqyqzhdfd

GOAT Gaming


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TON Ventures、Karatage、Amber Group、Bitscale Capitalが主導するラウンドで、400万ドルを調達。他には、が参加。

TelegramベースのAI GameFiネットワーク


GOAT Gamingは、Mighty Bear Gamesによって構築された500万人以上のアクティブユーザーを持つTelegram専用のゲームプラットフォームです。

Telegramには世界中で5億人のアクティブ ユーザーがおり、GOAT Gamingが多くのユーザーに訴求することが期待されています。加えて、Farcasterプロトコルの統合により、ユーザーはFarcasterアカウントを使用してログインし、コメントすることも可能です。

GOAT Gamingでは独自トークンとして$GGの発行が予定されています。ユーザーはGOAT Gamingを通じてゲームをプレイすることで$GGの割り当てを獲得可能です。

AIを活用していることでも知られており、「AlphaGOATs」は、競争し、獲得し、進化する自律型AIエージェントです。また、AlphaAIツールスイートは、サードパーティの開発者がシームレスにゲームを立ち上げ、収益化し、拡張することを可能にしています。

AlphaGOATのAIエージェントの一般販売は、2月6日から行われています。保有者は今年後半の$GGトークンのローンチに先駆けて公開される予定のGOAT Gaming Telegramミニアプリを介してAlphaGOATを管理できます。各AlphaGOAT NFT保有者は、ローンチ時に35万$GGトークンを受け取る予定です。

公式サイト:https://goatgaming.com/

X:https://x.com/playgoatgaming

Discord:https://discord.com/invite/goatgaming

Telegram:https://t.me/goatgamingbot/goatgaming

Herd


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Semanticが主導するラウンドで、180万ドルを調達。他には、Archetypeなどが参加。

コラボレーティブ・ターミナルを開発


Herdは、オンチェーン・コントラクトとのインタラクションを簡素化するために設計されたコラボレーティブ・ターミナル(コターミナル)を開発しています。

Herdプラットフォームは、ユーザーとAIエージェントが共同で既存のオンチェーン・コントラクトを検索、理解し、オフチェーンとオンチェーンの両方のアウトプットに合成することを可能にしています。Herdはスマート・コントラクトの可視性とアクセシビリティを強化することで、エコシステム内の複雑なワークフローを合理化することを目指しています。

Herdは昨年10月、最初のエージェントとして「Saga」を自然言語テキストでコントラクトを検索できるTelegramボットでリリースしました。現在では、500人のベータユーザーからのフィードバックを、開発中のより強力なチャットベースのコターミナルに取り入れているとのことです。

公式サイト:https://www.herd.eco/

X:https://x.com/herd_eco

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/herd-labs

Telegram:https://t.me/herdeco

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