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2025年3月2日-3月8日 資金調達を実施したPJ 8選

投稿日 2025年 03月 13日

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Flowdesk


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HV CapitalとBlackRockが主導するシリーズBラウンドで、5200万ドルを調達。他には、Eurazeo、Cathay Innovation、ISAIが参加。

フランスの暗号資産マーケットメーカー


Flowdeskは、暗号資産市場向けに総合的なトレーディングおよびテクノロジーソリューションを提供する企業です。2020年の設立以来、「Market-Making as a Service」サービスを通じて急速に成長を遂げてきました。

現在、グローバル規模で140以上の中央集権型および分散型取引所にてスポットやデリバティブのマーケットメイキングを行い、最先端のアルゴリズム技術を活用した流動性提供を実現しています。

Flowdeskが2023年にグローバル展開を加速して以降、2024年には同社の収益が8倍に増加。多くのBTC ETF発行体向けに流動性提供を行い、これらのETFが保有するBTCはFactSetの推計で1150億ドル超とされています。調達した資金は、以下の主要領域へ振り向けられる予定です。

  • OTCデリバティブ事業の拡大
  • 人員増強によるグローバル拠点の拡張
  • BTC ETFやその他のデジタル資産ETFへの流動性提供強化

FlowdeskのUS CEO兼CROであるReed Werbitt氏は、「デジタル資産ETFは、暗号資産が成熟し機関投資家の参入が拡大する大きな転換点。今後はヘッジファンド、年金基金、大学基金などから大規模な資金流入が期待される」と説明しています。

公式サイト:https://www.flowdesk.co/

X:https://x.com/flowdesk_co

Docs:https://flowdesk.gitbook.io/flowdesk-products

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/flowdesk-france/

Across Protocol


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Paradigmが主導するラウンドで、4100万ドルを調達。他には、Bain Capital Crypto、Coinbase Ventures、Multicoin Capitalが参加。

L1及びL2のためのクロスチェーンブリッジ


Acrossは、複数のEthereumレイヤー2や拡張チェーン間をシームレスにつなぐことで、ユーザーが複雑なクロスチェーン操作を意識せずに利用できるブリッジおよび相互運用性プラットフォームです。

Acrossは、これまでにERC-7683を発表し、Arbitrum、Base、Optimismなどの主要L2からすでにサポートを得ています。ERC-7683は、複数ステップのクロスチェーントランザクションを1つのユーザーリクエストとして定義し、リレイヤーネットワークがその処理を担う標準規格です。

さらに、KrakenのInk、SonyのSoneium、Hyperliquidとの統合や、Uniswapの独自チェーンUnichainでのDay-1ブリッジ提供など、コミュニティや主要プロジェクトとの連携を加速。累計のブリッジボリュームは170億ドルを超え、40以上のdAppsがAcross上で構築を進めています。

今回調達された資金は、ブリッジ基盤の継続的な改良、エコシステム全体とのさらなる連携強化、クロスチェーンインテント実行技術の高度化に使用される予定です。

公式サイト:https://across.to/

X:https://x.com/AcrossProtocol

Medium:https://medium.com/across-protocol

Discord:https://discord.com/invite/sKSkhTtu8s

DoubleZero


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Multicoin CapitalとDragonfly Capitalが主導するトークンラウンドで、2800万ドルを調達。他には、Foundation Capital、Reciprocal Ventures、DBA、Borderless Capital、Frictionlessなどが参加。

グローバルファイバーネットワーク


DoubleZeroは、高スループットな分散型システムやブロックチェーンのための新たなインフラストラクチャを提供するプロジェクトです。専用のファイバーネットワークを構築し、公共インターネットの混雑や帯域幅競合を回避することで、ブロックチェーン取引の遅延やスループットの制限を根本から改善します。

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従来、企業は高速なネットワークを確保するためにプライベートネットワークを構築してきましたが、分散型ネットワークにおいては実現が難しいとされてきました。DoubleZeroはファイバー事業者が未使用の帯域をブロックチェーン向けに提供できる仕組みを整え、バリデーター(検証者)やRPCノードが安定かつ高速にデータを送受信できる環境を実現します。

DoubleZeroは、SolanaのバリデーターとRPC向けのテストネットβのローンチを発表。また、2025年後半にテストネットβからメインネットへ移行する計画であると発表されています。

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DoubleZeroのテストネットでは以下の3つの点の実証を目指すとしています。

  • FPGAを活用した署名検証、スパムフィルタリング、重複排除
  • GREトンネリングとスマートコントラクトによるネットワークプロビジョニング
  • 帯域幅の専有とネットワーク経路の最適化

今回調達された資金は、マーケティング、デベロッパーリレーション、ビジネス開発などの主要ポジションの拡充に使用されます。

公式サイト:https://doublezero.xyz/

X:https://x.com/doublezero

Whitepaper:https://doublezero.xyz/whitepaper.pdf

Discord:https://discord.com/invite/doublezero

Infrared


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Framework Venturesが主導するシリーズAラウンドで、1400万ドルを調達。他には、Decima、Rubik Ventures、Symbolic Capital、NGC Venturesなどが参加。

PoLコンセンサスメカニズムのプレミアアプリ


Infraredは、Berachain上で稼働する流動性ステーキングロトコルです。Berachain Foundationのインキュベータープログラム「Build a Bera」に採択されたことでも知られています。

Berachainが採用する「PoL(Proof of Liquidity)」モデルを活かし、ネイティブトークンであるBGTやBERAをステーキングしながら、バリデーター報酬を受け取ることが可能となっています。

ステーキングしたユーザーには流動性を保った形で運用できるよう、iBERAというリキッドステーキングトークン(LST)が発行されます。このiBERAを使い、他のDeFiプロトコル上で追加的な利回りを狙うことができ、資本効率の向上が期待されます。

今回調達された資金は、プロトコルの開発およびセキュリティ強化、マーケティング、デベロッパー支援に活用されます。

公式サイト:https://infrared.finance/

X:https://x.com/infraredfinance

Discord:https://discord.com/invite/VDzfeFPprM

August


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Dragonfly Venturesが主導するシリーズAラウンドで、1000万ドルを調達。他には、SCB Limited、6th Man Ventures、Foresight Venturesなどが参加。

機関グレードの暗号資産プラットフォーム


Augustは、大口の機関投資家(ヘッジファンドやファミリーオフィスなど)を対象とした暗号資産のプライムブローカーとして、貸し出し、借入、取引をワンストップで提供しています。

現在、70を超えるDeFiプロトコルと13のブロックチェーンをサポート。Aave、Morpho、Uniswapなどの主要DeFiプロトコルへシンプルにアクセスできる仕組みを整備しています。

暗号資産のプライムブローカーとしては、Coinbase PrimeやFalconXなども存在し、ハイレベルな機関投資家向けサービスの提供が活発化している状況です。Augustは今回の調達資金で、マーケティング戦略の強化や人員増強、新技術・サービスの開発を行うとしています。

公式サイト:https://www.augustdigital.io/

X:https://x.com/august_digital

Docs:https://docs.augustdigital.io/

Seismic


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a16z cryptoが主導するラウンドで、700万ドルを調達。他には、Polychain、1kx、dao5、NGCなどが参加。

暗号化されたブロックチェーンプラットフォーム


Seismicは、「Encrypted Blockchain」を開発するプロジェクトです。現行の主要なレイヤー1チェーンは、高いスケーラビリティを目指してきた一方、取引情報の完全な透明性による制約(強制的な公開)を抱えています。
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Seismicが注目するのは、ウォレットレベル情報(ユーザーの残高やID)の秘匿ではなく、アプリケーションレベル情報(例:取引所のパラメータ、ボールトの転送履歴など)の暗号化です。これによって、「長期保有を前提とした投資商品を組み込むサービス」や「支払いとソーシャル体験を融合した決済システム」といった新しいサービスや製品を実現できるとしています。

約1ヶ月後を目処に、開発者向けのテストネットを公開予定であり、これに合わせシステム開発に精通したシニアエンジニアを積極的に採用中とのことです。

公式サイト:https://www.seismic.systems/

X:https://x.com/SeismicSys

Docs:https://docs.seismic.systems/

Blog:https://www.seismic.systems/blog

Discord:https://discord.com/invite/MnMJ37JN

Telegram:https://t.me/+xpzfNO4pmRoyM2Ux

iAgent Protocol


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Alpha Sigma Capital、Lydian Labs、Double Jump.Tokyo、Allianceなどが参加するラウンドで、300万ドルを調達。

ゲーム用AIエージェント向けソリューションを提供


iAgent Protocolは、ブロックチェーン技術とAIを組み合わせたプラットフォームを開発しています。

特徴的なのは「ユーザーが自らAIエージェントを作成し、所有権を維持しながら収益化できる」という点です。トークン化によって明確な所有権を付与しエージェントを通じて得た収益や利用権の販売が可能となっています。

また、従来のテキストベースのAIに加え、視覚データ処理(画像や動画など)にも対応する次世代AIエージェントを開発しており、ゲームやeスポーツ、デジタルメディアなど、多彩なユースケースが想定されています。

iAgent Protocolは、今回の調達金を使ってインフラ整備とエコシステム拡充を加速するとともに、ブロックチェーン技術を基盤とした次世代型AIプラットフォームの確立を目指すとしています。

公式サイト:https://www.iagentpro.com/

X:https://x.com/iAgentProtocol

Whitepaper:https://docs.iagentpro.com/

Discord:https://discord.com/invite/iagentprotocol

Telegram:https://t.me/iagentofficial

Fortytwo Network


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Big Brain Holdingsが主導するラウンドで、230万ドルを調達。他には、CMT Digital、Escape Velocity Ventures(EV3)、Chorus One、Mentat Groupが参加。

分散型AIネットワーク


Fortytwoは、小規模な言語モデル(SLM)を多くのノード(消費者向けデバイス)上で稼働させ、中央集権型インフラを超える規模と性能を実現しようとする分散型AIネットワークです。

いわゆるモノリシック(単一巨大)なモデルとは異なり、多数の小モデルが相互に検証・改善し合うことで、コストを抑えながら高精度で強力なAI推論を提供しようとしています。

また、Fortytwoは現在、Monadテストネットでdevnetを立ち上げています。現在進行中のアーリーアダプタープログラム「Hitchhikeing to AGI」を通じて、分散型AIの調整とコラボレーションの基盤を確立しようとしています。

他にもFortytwoはノード評価(レーティング)情報をMonadブロックチェーンに書き込み、透明性とセキュリティを確保するなど多角的な開発を行なっています。

公式サイト:https://fortytwo.network/

X:https://x.com/fortytwonetwork

Docs:https://docs.fortytwo.network/docs/introduction

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/fortytwonetwork/

Discord:https://discord.com/invite/fortytwo

免責事項


・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。

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・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。

Acrossは、複数のEthereumレイヤー2や拡張チェーン間をシームレスにつなぐことで、ユーザーが複雑なクロスチェーン操作を意識せずに利用できるブリッジおよ

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