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投稿日 2025年 03月 13日
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本レポートは、2025年2月のDeFi市場動向をまとめたものになっています。
2月21日、暗号資産取引所Bybitが大規模なハッキングを受け、ETHやstETHなど約15億ドル相当の仮想通貨が盗難の被害に遭いました。
首謀者は北朝鮮のハッカー集団「ラザルスグループ」とみられており、同グループは過去にも多くのハッキング事件に関与。2024年には少なくとも6億5,900万ドル相当の暗号資産を盗み出したと報告されています。
今回のハッキング事件は、Safe{Wallet}開発者マシンの悪用によって発生したものであり、Safe{Wallet}は事件の詳細を説明する公式声明を発しました。
Bybit巨額ハッキング事件の犯人が判明、主犯格は北朝鮮グループか - CryptoTimes
Safe{Wallet} Statement on Targeted Attack on Bybit - X
認定投資家に$PYTHへのエクスポージャーを提供する単一資産投資ファンド「Grayscale Pyth Trust」や、NEARやTAOを含めた分散型AIファンドをローンチしました。
リップルをはじめとしたアルトコインETFの動向に注目が集まっていますが、大手伝統的金融機関はETF以外の手段でも暗号資産へのエクスポージャーを提供し始めています。
Grayscale Pyth Trust $PYTH - X
Grayscale Decentralized AI Fund - X
Metamaskは、スワップするトークンでガス代を支払うことを可能にする機能をイーサリアムメインネットで導入しました。また、L2でのENSのサポートを発表するなど、ユーザー体験の向上に重点を置いた新機能を次々発表しています。
Metamaskの他にも、RabbyがBerachain、Abstract Chain、Soneiumを統合するなどマルチチェーン対応を進めています。ウォレットサービスの競争激化が進んでいます。
No ETH for gas? No problem - X
MetaMask now supports @ensdomains names on L2s - X
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