投稿日 2026年 02月 17日

目次


Animoca Brands、TBV Ventures、OneAM Capital、および主要なファミリーオフィスや戦略的投資家から、計750万ドルを調達。
Bullshotはコミュニティがバイラルなトークンを作成・取引・スケールさせる手法を再定義するBNB Chain基盤のプラットフォームです。
Bullshotは単なるランチャーではなく「ミーム経済のインフラ層」となることを目指しています。開発者、KOL、コミュニティのネットワークを拡大することで、BNB Chainにおけるオンチェーン・アクティビティを牽引し、新規ユーザーのWeb3オンボーディングを促進する立場にあります。
Bullshotの中核は直感的なトークン作成ツール、統合された取引機能、そしてコミュニティ主導のディスカバリー機能の融合にあります。これにより非技術者でも数分でトークンをローンチできる低い参入障壁を実現しつつ、透明性と流動性を維持した高品質で持続可能な環境を構築しています。
調達した資金は製品開発の加速、エコシステム・パートナーシップの拡大、セキュリティの強化およびグローバルなユーザー獲得の規模拡大に充てられます。
公式サイト:https://bullshot.io/

Galaxy Venturesが主導するラウンドで、700万ドルを調達。他には、Protagonist、Deus X、Blockchain Builders Fund、OpenFX、FalconX、CMCCなどが参加。
Levlはステーブルコインを活用した決済を、従来の企業にとって「コンプライアンスを遵守しつつ、運用上の摩擦がない」形で提供するインフラストラクチャです。レガシーな金融システムによる遅い決済、断片化した資金移動、過剰な仲介者、高騰するFXコストといった課題を解決します。
2023年にGalaxy DigitalからスピンアウトしたLevlは、AQRの元FXトレーダーであるJaisel Sandhu氏によって設立されました。チームはPayPal、ドイツ銀行、ブラックロック、ロンドン証券取引所グループなど、伝統金融とクリプトの両分野で深い経験を持つスペシャリストで構成されています。

Levlプラットフォームは、企業が法定通貨とステーブルコインをボーダレスに回収・保管・変換・移動することを可能にします。自社でブロックチェーン・インフラを構築する負担なしに、そのスピードとコストの利点を数日で享受できる点が大きな特徴です。
今回調達した資金はB2Bクロスボーダー送金、カードおよびステーブルコインの決済処理、そして融資ソリューションを含む製品ラインナップの拡大に充てられます。
公式サイト:https://www.levl.ch/

7RIDGEとExponential Science Capitalが主導するシードラウンドで、400万ドルを調達。他には、Astera Ventures, Contribution Capital, DWF Labs, Orange DAOなどが参加。
Supersetはステーブルコイン、トークン化された預金、およびオンチェーンFXのための「統合流動性実行レイヤー(Unified Liquidity Execution layer)」を構築するプロジェクトです。30以上のチェーンに分散し構造的に断片化してしまったステーブルコイン市場の流動性を仮想的に統合することで、資本効率の劇的な向上を目指しています。
Supersetが提供するソリューションは、各ブロックチェーンに孤立したプールを設置する従来の手法とは異なり単一の「信頼できる情報源(Source of Truth)」から価格設定、リスク、流動性を調整する新しい実行プリミティブです。このアーキテクチャにより同一の流動性に対してあらゆるチェーンから同時にアクセスすることが可能となり、一貫性のある価格設定と運用摩擦の低減を実現します。

この統合設計は多様な市場参加者にメリットをもたらします。流動性提供者は特定のチェーンに縛られることなく集約されたマルチチェーンの取引ボリュームから収益を得ることができ、リスク許容度の低いトレジャリーはインパーマネントロスを回避しながらシングルサイドのポジションで運用可能です。またトレーダーはクロスチェーン特有のスリッページに悩まされることなく、安定した実行品質を享受できます。
今後のロードマップとして、Supersetは2026年第1四半期中にEVMチェーンでのメインネットローンチを予定しています。続く第2四半期にはTVLの拡大に注力し、その後はマルチチェーン対応をさらに加速させる計画です。
公式サイト:https://www.superset.finance/
X:https://x.com/SupersetFinance

ParaFi CapitalとCastle Island Venturesが主導するラウンドで、250万ドルを調達。他には、Nascent、FalconX Ventures、JST Digital、Flowdeskなどが参加。
Birch Hill Holdingsはブロックチェーンベースのクレジットおよび収益戦略に対して、コンプライアンスを遵守した機関投資家レベルのアクセスを提供することを目指すプラットフォームです。主に資本の保全とリスク管理を重視し、ガバナンス、透明性、レポート作成、運用管理など、機関投資家が求める厳格な基準を満たす構造を特徴としています。
同社はカストディ、モニタリング、本人確認(KYC)、監査インフラにおいて機関級のサービスプロバイダーと連携することで、複雑なコンプライアンス要件をサポートする体制を整えています。

初期戦略としてまずは既存のブロックチェーン・レンディングプラットフォームを通じてサービスを開始し、将来的には多様なコンプライアンス・リスク要件に対応した幅広いクレジット戦略へと拡大する計画です。その中核となるのが「Birch Hill Collateral Risk Framework」であり、担保の質や流動性、価格データの整合性をリアルタイムで監視することで、損失リスクを最小限に抑える仕組みを提供します。
今回調達した資金はテクニカルリスクおよびエンジニアリングチームの拡充、オンチェーン・クレジットおよびトークン化資産市場へのアクセスを正式に提供するために必要な規制当局への登録推進に充てられる予定です。
公式サイト:https://www.birchhill.io/

Arbitrum Gaming Ventures、Taisu Ventures、Baboon VC、Decimaが参加するプレシードラウンドで、150万ドルを調達。
Xross RoadはAIを活用したマンガ制作ツール「HANASEE」を開発するスタートアップです。従来のマンガやアニメ制作において高い壁となっていた「莫大な制作コスト」「熟練したクリエイターの不足」「長い制作期間」という3つの課題を、AIエージェントベースの制作エンジンによって解決することを目指しています。
HANASEEの特徴は単なる画像生成ツールとは異なり、実際のマンガ制作ワークフローをモデル化している点です。独立したAIエージェントが「作画」「コマ割り」「レイアウト」を個別に担当し、ページをまたいでもキャラクターや世界観の一貫性を維持したまま小説や脚本をシームレスにマンガへと変換します。
このシステムは現役のマンガ家が開発プロセスに関与しており、単に視覚的なアウトプットを出すだけでなく、プロフェッショナルなストーリーテリングの「リズム」を損なわないよう設計されています。
クリエイターにとっての最大のメリットは圧倒的なスピードとアクセスの向上です。物語を早期に視覚化してテストすることで、IP(知的財産)としての成長スピードを加速させることができます。
Xross Roadは2026年までにプラットフォーム上での出版、収益化、権利管理機能の追加を計画しており、HANASEEを単なる制作ツールではなく新たなIPのローンチパッドへと進化させる方針です。現在、招待ユーザー向けにクローズドベータ版が公開されています。
今回調達した資金はHANASEEの開発加速に充てられます。
公式サイト:https://xross-road.com/en/

OKX Venturesが戦略的出資を実施。あわせて、資産運用会社Hamilton Laneおよびデジタル証券発行プラットフォームSecuritizeとの提携を発表。
STBLはエコシステム固有のステーブルコイン(ESS: Ecosystem-Specific Stablecoin)を発行するための「Money-as-a-Service」インフラを提供する次世代のプロトコルです。
最大の特徴は流動性決済を担う「USST」と収益権を表す「YLD」からなるデュアルトークンアーキテクチャを採用している点です。これによりネットワーク、銀行、機関投資家などが、RWAを裏付けとした独自のブランドステーブルコインをコンプライアンスを遵守した形で発行・運用することが可能になります。
STBLのインフラは単なる資産のデジタル化に留まらず、プログラム可能な決済と規制に準拠した収益管理を組み合わせることで、エコシステム内での資本効率を最大化させることを目的としています。
今回の提携によりOKXのレイヤー2ネットワーク「X Layer」上で新たなRWA裏付け型ステーブルコインがローンチされます。今後はOKX Venturesの支援を受けながらX Layer上でのRWAエコシステムの成熟を加速させ、透明性と収益性を兼ね備えたステーブルコイン・インフラのグローバルな展開を目指します。
公式サイト:https://www.stbl.com/

BlackRockがUniswapエコシステムに戦略的出資を実施(金額は非公開)。
Uniswap LabsとSecuritizeは、BlackRockの「USD Institutional Digital Liquidity Fund(BUIDL)」のシェアを、UniswapXの技術を通じて取引可能にするための統合を発表しました。これにより伝統的金融(TradFi)の信頼性とDeFiのスピード・透明性が融合した新たな市場が誕生します。
今回の統合の中核となるのはUniswapXのRFQ(見積依頼)フレームワークです。Securitize Marketsを通じて事前にホワイトリスト登録された適格投資家は、FlowdeskやWintermuteといった承認済みマーケットメーカーから提示される競争力のある価格をもとに、24時間365日、BUIDLとステーブルコイン(USDC等)のオンチェーン取引が可能になります。
またBlackRockは提携の一環として、Uniswapのガバナンストークンである$UNIを直接購入しました。これは同社にとって初のDeFiガバナンストークンへの直接投資であり、Uniswapが将来的なグローバル金融インフラの基盤となり得ることを強く示唆しています。
今後はこのハイブリッドな規制準拠型アーキテクチャを通じて、国債だけでなくプライベート・クレジットや株式などあらゆる伝統的資産がオンチェーンで効率的に取引される未来の構築を目指します。
公式サイト:https://app.uniswap.org/

Circle Venturesが単独で戦略的出資を実施。
edgeXは、永久先物(パーペチュアル)取引を軸とした分散型取引プラットフォームです。仮想通貨だけでなく、株式やコモディティ、さらにはPolymarketとの提携による予測市場までを単一のアプリケーションで提供している点が大きな特徴です。特にアジア圏で強い支持を得ており、現在29万5,000人以上のユーザーを抱え、1日あたりの取引高は約50億ドルに達しています。
今回の投資に合わせ、自社ブロックチェーン「EDGE Chain」においてCircle社のネイティブUSDCおよびクロスチェーン転送プロトコル(CCTP)の統合が計画されています。これによりエコシステム内での相互運用可能なオンチェーン決済が強化され、機関投資家やマーケットメーカー向けの新たなユースケースが創出される見込みです。
edgeXは現在、RWA(現実資産)の永久先物取引に注力しており、プラットフォーム上では金や銀が最も活発に取引される市場の一つとなっています。DefiLlamaのデータによれば、同社はDeFi分野でトップクラスの収益を上げるプラットフォームとして評価されています。
チームは機関投資家向けデリバティブ製品の設計において6年以上の経験を持つメンバーで構成されています。短期的なインセンティブ主導の資金ではなく、アクティブなトレーダーを惹きつけるための教育とプロダクトデザインを優先事項として掲げています。
2026年3月31日までに独自のトークンローンチを予定しており、今回調達した資金は開発の加速とトレーディングコミュニティマネージャーを中心としたチーム拡大に充てられます。
公式サイト:https://www.edgex.exchange/en
X:https://x.com/edgeX_exchange
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