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投稿日 2024年 07月 16日
目次
本レポートは、2024年6月のDeFi市場動向をまとめたものになっています。
Everclearと改名し、同時に初の「クリアリングレイヤー」を導入しました。
クリアリング・レイヤーはチェーン間の取引を調整し、資金フローをネット化した後、基礎となるチェーンやブリッジで決済する仕組みとなっています。
Everclear: The First Clearing Layer on Twitter / X
Coinbaseは、オンチェーンオンボーディングを簡素化するための「スマートウォレット」を発表しました。
スマートウォレットでは、ユーザーはFaceIDやGoogleプロファイルを使ってウォレットにアクセスし、Coinbaseの残高を使ってオンチェーン取引の支払いを行うことが可能になるなど、ユーザー体験の向上が実現されています。
先月にはMetamaskが「Smart Transactions」を導入し、コストのかかるオンチェーン障害を大幅に削減する機能を実装していました。DeFiプロダクトだけでなく、ウォレットにおいてもより良いユーザー体験に向けた機能の実装が各所で進んでいると言えるでしょう。
Smart wallets are here on Twitter / X
EigenLayerやKarakと競合するリステーキングプロトコル「Symbiotic」が、イーサリアム上でローンチしました。
Symbioticは、パラダイムとサイバーファンドが主導するシードラウンドで580万ドルを資金調達をするなどVCからの注目度も高いプロジェクトです。一般ユーザーからの関心も高く、ローンチから数時間以内にリステーキング上限まで資金が集まりました。
リステーキングプロダクトはEigenLayerの一強状況となっており、EigenLayerの牙城を崩せるかに注目が集まります。
Introducing Symbiotic on Twitter / X
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