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投稿日 2024年 11月 25日
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本レポートは、2024年10月のDeFi市場動向をまとめたものになっています。
World Chainがメインネットで稼働開始しました。これにより、World ID保有者は、World Appを通じてWorld Chainでの無料取引が可能になります。
Worldcoin Foundationは、昨年からSuperchainのビジョンに取り組み始めており、それが結実した形となります。Worldcoinプロトコルは約9か月前にOP Mainnetに移行し、世界中で1000万人以上がブロックチェーンにオンボードしています。
今日のクリプト領域における主な課題の1つとして、多くの取引がボットによって行われ、ネットワークの混雑と高額な手数料をもたらしていることが指摘されています。World Chainは、World IDを使用して検証済みの人間が行った取引を優先することで、これを解決することを目指しています。
Welcoming World Chain to the Superchain - Optimism Collective
Yuga Labsは、Arbitrum上に構築された独自のメインネット「Apechain」をローンチしました。ApechainはBAYCエコシステムを拡大するために設計されており、ネイティブガストークンは$APEが使用されます。
10月、BAYCコミュニティでは、モバイルゲーム「Dookey Dash Unclogged」初の公式大会が開催されたりや、自動車メーカー「BMW」とのコラボレーションを発表するなど、積極的な取り組みが見られた月となりました。
Apechain Launch - on Twitter / X
Metamaskでは、プールステーキングが導入され、ユーザーはウォレットを通じて任意の量のETHを直接ステーキングして報酬を得ることが可能になりました。
Metamask以外の各種主要ウォレットでも、様々な取り組みが見られました。Phantomでは、ユーザーがチャートと価格履歴を備えたトークンページにアクセスできる機能が展開され、ユーザーはWhatsApp、Telegramなどを介してページを直接友人と共有可能になりました。
また、Rabby Mobileでは、Cure53、Least Authority、Slow Mistによるセキュリティ監査を経て、完全にオープンソース化されました。
Metamask: Stake any amount of ETH - on Twitter / X
Phantom: Our New Shareable Token Pages - on Twitter / X
Rabby: Rabby Mobile is now fully open source - on Twitter / X
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