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投稿日 2025年 08月 15日
目次
本レポートは、2025年7月のDeFi市場動向をまとめたものになっています。
米国議会下院は暗号資産規制に関する3つの重要法案を審議する「クリプト・ウィーク」を開催し、ステーブルコインの規制を定める「GENIUS法」、デジタル資産市場全体の枠組みを構築する「CLARITY法」、そして中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行を制限する「反CBDC監視国家法案」を可決しました。
7月24日より休会となったため、新たな審議は少なくとも9月8日の週まで中断されています。現在、「CLARITY法」と「反CBDC監視国家法案」は上院での審議を待つ段階です。
米下院、仮想通貨規制の重要3法案を可決 - CryptoTimes
米下院休会、暗号資産の税制改革は9月まで中断 - CryptoTimes
FidelityはイーサリアムとETHに関する強気なレポートを公開しました。
レポートではイーサリアムをデジタル経済として捉えており、ETHは会計単位、交換媒体、価値の保存手段として機能すると主張。これは取引、融資におけるETHの優位性と世界金融におけるETHの役割の増大を強調するものであり、機関投資家のイーサリアムに対する姿勢を顕著に示しました。
イーサリアムは7月に56%の価格高騰を記録しています。
Blockchains as emerging economies - Fidelity
LidoのV3ではstVaultが導入されました。stVaultによってノードオペレーター、MEVプロバイダー、料金体系などが制御可能となっています。
一方で、ジャスティン・サン氏や投資会社アブラクサス・キャピタルなど大口保有者による大量引き出しもありstETHのシェアは減少。また、Aaveにおける借入金利の上昇によってポジション解消が誘発され、stETHに一時的にデペグが発生しました。
wBETHの躍進が目立つ中、LidoおよびstETHのシェア維持に関心が集まっています。
Lido V3 introduces a powerful new primitive: stVaults. - X
ステーキング最大手Lido、シェア3年ぶり低水準|価格乖離が影響か - CryptoTimes
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