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投稿日 2022年 11月 10日
目次
CT Analysis DeFiは、2021年9月より配信開始のDeFiの市況や主要プロジェクトの動向などを手軽に確認するためのマンスリーレポートになります。
データを中心とした定点観測、考察がメインとなっており3~5分程度で読める内容となっていますので、ぜひ一度ダウンロードしてみてください。月初の配信を予定しています。
10月は全体的にボラティリティの小さな相場となりましたが、第4週で全体的に大きく上昇し月末時点でのTVLはわずかにプラスとなりました。
また、ハッキングの総額が過去最も大きかった一ヶ月となっており、トータルで7.1億ドルの流出額を記録しています。
ステーブルコインDAIの発行体であるMakerDAOでは、10月の一ヶ月の間に大きな提案がいくつか可決しています。
GeminiやCoinbaseといった事業者とのビジネス提案が多く散見されており、トレジャリーやMakerの持つ経済力を利用した債権(オフチェーン)の購入、カストディへの預け入れなどのリスクを許容することでより安定的な利回りを獲得する方向へとシフトしています。
10月のトータル7.1億ドルのハッキングのうち、5.8億ドル相当がBinanceブリッジへの攻撃によるものでした。
要因としては、チェーンの記録を保持するIAVLと呼ばれるハッシュの証明周辺のバグが関連しており、これを修正するため、Binanceでは26のバリデーターに呼びかけを行いネットワークを一時的に停止させる判断へと至りました。
レポートではこの他にもDeFiの主要なマーケット、プロダクトの動向、レイヤー2やマルチチェーンの動きなども含めて解説しています。
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