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2024年9月1日-9月7日 資金調達を実施したPJ 8選

投稿日 2024年 09月 11日

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目次

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Balance (E-PAL)


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Andreessen Horowitz(a16z)とGalaxy Interactiveが主導するラウンドで、3000万ドルを調達。他には、Animoca Brands、K5、MARBLEX Corp.、Leland Ventures、MBK、AMBERなどが参加。

AIを活用したWeb3体験インフラ


Balanceは、世界有数のゲーム&ソーシャルコンパニオンプラットフォーム「E-PAL」によって開発されるAIを活用したブロックチェーン体験プラットフォームです。

Balanceは、すでに80以上のWeb3ゲーム企業と提携しており、E-PALは両セグメントで広範な連携を実現する唯一のゲームプラットフォームとなり、世界中で150以上のゲームをサポートしています。

Balanceインフラは、5つの相互接続されたレイヤーで構成されており、それぞれがプラットフォームの機能を強化します。

  • アプリケーションレイヤー:人間とAIのEPAL、AI駆動のバトルレポートシステム、プレイヤー向けのスコア共有機能、初期サポーター向けの限定Pioneer Badge NFTなどを備えています。
  • プラットフォームレイヤー:ゲームNFTのローンチパッド、ファーストパーティおよびサードパーティのゲームへの包括的なサポート、統合されたNFTマーケットプレイスを提供します。
  • プロトコルレイヤー:Epal Fans Token Launchpad、Epal Fans Protocol、動的交換システムなどのツール群を提供します。
  • インフラレイヤー:Balance IDシステム、Balanceチェーン、Balanceステーブルコインシステム、堅牢なノードネットワークなど、重要なサービスを提供し、安全かつ効率的な運用を保証します。
  • トークンレイヤー:ユーザー、アーリーアダプター、投資家、ゲームコンパニオンにトークンとデジタルコレクタブルを提供することで、インセンティブを与えるように設計されています。

今回調達された資金は、主にBalanceインフラの開発に充当され、E-PALが目指すオープンで包括的かつ公平なWeb3エコシステムの構築のために使用されます。

X:https://x.com/Balance_Games

Docs:https://balancegames.gitbook.io/balance

Discord:https://discord.com/invite/balance-fun

Telegram:https://t.me/Balance_Fun

Hypernative


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Quantstampが主導するラウンドで、1600万ドルを調達。他には、Bloccelerate VC、boldstart ventures、Borderless Capital、CMT Digital、IBI Tech Fund、Knollwood Investment Advisoryなどが参加。

Balancer、Chainlinkなどに採用されるWeb3セキュリティ企業


Hypernativeは、2022年9月から稼働しているWeb3セキュリティ企業であり、AIを活用したセキュリティ製品の採用を加速させ、より安全なクリプト環境を実現しようとしています。

Hypernativeプラットフォームは、リアルタイム監視、リスク検出、自動対応ソリューションです。高い精度で攻撃の大部分を識別し、ユーザーに迅速な対応を促すことで、被害を未然に防ぎます。現在、Balancer、Chainlink、Uniswapなど、100以上のWeb3プロジェクトがHypernativeのセキュリティに依存しています。

Hypernativeは、過去1年間にネットワークカバレッジを40以上のチェーンに3倍に拡大し、100以上の新しい検出器を追加しました。また、攻撃者を排除するための精密なインラインソリューションであるHypernative Security Oracleと、トランザクション承認前にアドレスをスクリーニングしてリスクを正確に識別するHypernative Screenerも発表しました。

Hypernativeは、Web3における主要なアクティブセキュリティソリューションとなっています。昨年は、99.5%のハッキングを検出し、誤検知率は0.001%未満でした。また、99%のケースで、最初のトランザクションの2分以上前に攻撃を検出しました。これまでに、1億ドル以上の顧客資金の保護に貢献しています。

今回調達された資金は、新たなセキュリティスタック分野への進出とWeb3セキュリティネットワークの構築に使用されます。

公式サイト:https://www.hypernative.io/

X:https://x.com/HypernativeLabs

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/hypernative/

Treble Technologies


Treble Technologies

KOMPAS VCが主導するラウンドで、約1200万ドル(1100万ユーロ)を調達。他には、Frumtak Ventures、欧州投資銀行(EIB)、Omega Venture Partnersなどが参加。

アイスランドの音響シミュレーションスタートアップ


Treble Technologiesは、2020年に設立されたアイスランドの音響シミュレーション技術スタートアップであり、建物、自動車、テクノロジー製品の音響設計のための世界初のクラウドベースの音響シミュレーションプラットフォームを確立しています。

従来、建物、自動車、テクノロジー製品の音響設計は、設計プロセスに統合できる簡単で正確なシミュレーションソリューションが不足しているため、高額な費用がかかっていました。また、建物や製品が必要な音響基準を満たしていない場合、調整に時間と費用がかかることがあります。

Treble

Trebleプラットフォームは、既存の音響シミュレーションソリューションよりも100倍以上高速な独自のシミュレーション技術を搭載しており、幅広い業界がコストを削減し、より良い音環境、製品、サービスを実現することを可能にします。

Trebleの最高マーケティング責任者であるKristjan Einarsson氏は、建設およびテクノロジー業界への注力を継続しつつ、自動車、ゲーム、メタバース分野にも進出し、没入型のオーディオ体験を仮想環境にもたらすことを目指すとしています。

今回調達された資金は、チームの拡大、研究開発の強化、新規企業顧客や市場の開拓に活用する予定です。

公式サイト:https://www.treble.tech/

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/treble-technologies/

IDA (HKDA)


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Titan FundとHashedが主導するシードラウンドで、600万ドルを調達。他には、Hack VC、Anagram、GSR、Protagonist、Brinc、Chorus One、Kenetic、SNZ、Yolo Investmentsなどが参加。

香港ドルペッグのステーブルコイン「HKDA」を開発


IDAは、香港を拠点とするデジタル資産企業であり、香港ドル(HKD)の価値に1:1で固定される初のステーブルコイン「HKDA」を開発しています。HKDAは香港ドルに1対1でペッグされ、香港内の規制された認可機関が保有する準備資産によって完全に裏付けられています。

HKDAは、パブリックブロックチェーン上に構築され、国境を越えた決済を促進し、企業が従来の金融と分散型Web3経済の間をスムーズに移行できるよう支援することを目的としています。

また、HKDAの相互運用性、アクセス性、流動性を確保するため、IDAはソラナ(SOL)、ポリゴン(MATIC)、アプトス(APT)、マントラ(OM)など複数のブロックチェーン財団と提携しています。

IDAは、香港金融管理局(HKMA)や財経事務及庫務局(FSTB)と密接に連携し、HKDAが地域の規制に準拠することを保証しています。HKDAは現在開発の初期段階にあり、まもなくテストネットでテストされる予定です。正確なスケジュールは明らかにされていないものの、ベータフェーズが完了した後、年内に正式にローンチされる予定です。

HKDAの香港でのローンチ後、IDAは米ドルに裏付けられた別のステーブルコインを導入し、香港以外の市場にも事業を拡大する予定です。さらに、業界関係者とのパートナーシップを拡大し、クリプト業界でのプレゼンスを高め、リーチを広げることも目指しています。

X:https://x.com/IDAfi24

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/ida-fi/

Puffpaw


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Lemniscap Venturesが主導するシードラウンドで、600万ドルを調達。他には、Volt Capital、Spartan、Folius Venturesなどが参加。

Vape-to-Earnプロジェクト


PuffPawは、トークンインセンティブとブロックチェーン対応のベイプデバイスを通じて、ニコチン中毒からの脱却を支援するプロジェクトです。

Puffpawは、特殊なベイプデバイスを販売し、ユーザーの喫煙習慣をブロックチェーン上に記録、ニコチン摂取量の段階的な削減に対してトークンで報酬を与える仕組みです。このモデルは、Solanaネットワーク上の「Run-to-Earn」アプリであるStepNの側面と比較されており、喫煙者が製品を購入・使用しながらニコチン離脱を目指す自立したエコシステムの構築を目指しています。
Puffpaw

ユーザーは、特殊なベイプデバイスから1日あたりの吸引回数が制限されており、ニコチンレベルの低いカートリッジを使用することで、より多くのトークンを獲得できます。獲得したトークンは、Puffpawからさらにカートリッジを購入するために使用できます。

トークノミクスはユーザーがデータを追跡した最初の月にVAPEの価格の30%をカバーすることを目指しているとしています。

公式サイト:https://www.puffpaw.xyz/

X:https://x.com/puffpaw_xyz

Discord:https://discord.com/invite/puffpaw

CryptoHunter World


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IOST、HG Ventures、Mindfulness Capital、Bigcandle Capital、Layer-OTCなどが参加するラウンドで、280万ドルを調達。

Web3初のハイブリッドゲームサービス


CryptoHunter Worldは、Move-to-Earn (M2E) と Play-to-Earn (P2E) の仕組みを融合したブロックチェーンベースの収集型RPGです。

CryptoHunter Worldでは、プレイヤー(「ハンター」と呼ばれる)は、自分の周囲の物理的な環境を探索して、ゲームの中核をなすデジタル生物である「クリプティッド」(Cryptids)と出会い、収集し、バトルすることができます。この仕組みは、GPSベースの技術を統合すること実現されます。

ゲームには、無料ユーザー向けの「アドベンチャーモード」と、ブロックチェーンに精通したプレイヤー向けの「ハンターモード」の2つのモードがあります。アドベンチャーモードでは、ユーザーはブロックチェーン報酬なしでゲームプレイとクリプティッド収集を楽しむことができます。一方、ハンターモードでは、NFTとGPSを活用し、プレイヤーの移動、移動距離、クリプティッドとのバトルに基づいてトークン報酬を提供されます。

CryptoHunter Worldのクローズドベータサービスは、9月から10月の間にリリースされる予定としています。

公式サイト:https://www.cryptohunter.world/

X:https://x.com/CryptohunterX2E

Whitepaper:https://docs.cryptohunter.world/

Medium:https://medium.com/@cryptohunterworld

onocoy Association


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Smart Island Capitalなどが参加するプライベートトークンセールで94万ドルを調達。

DePINを活用した高精度GPS技術を開発


onocoyは、ブロックチェーンを活用した分散型物理インフラネットワーク(DePIN)による高精度GPS技術の開発に取り組んでいます。

onocoyのアプローチは、高度なブロックチェーン技術と分散型物理インフラを統合し、既存の全地球測位衛星システム(GNSS)インフラを大幅に強化するものです。このベンチャーは、高度に高密度でコスト効率に優れた単一ベースのRTK補正ネットワークを、垂直方向にはとらわれないアプローチで提供することで、ネットワークのブートストラップという業界の課題に取り組んでいます。

onocoyの技術は、建設、精密農業、測量など、総市場規模が2500億ドルと推定される幅広い業界に影響を与えることが期待されています。また、ドローン、自律走行車、ロボット工学などの新興分野からの大幅な成長も見込んでいます。

今回調達された資金は、onocoyの商用サービスの拡大、近日予定されているトークンローンチのサポート、そして製品、エコシステム、コミュニティのさらなる開発の資金調達に役立てられます。

公式サイト:https://www.onocoy.com/

X:https://x.com/onocoyRTK

Discord:https://discord.com/invite/CHKxSpPQ8p

Telegram:https://t.me/onocoy

Kroma


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Taisu Ventures、Gate Ventures、ICC Venture、Planetarium、Presto、RFD Capital、The Spartan Group、Waterdrip Capitalなどが参加するラウンドで、資金調達。(額は不明)

アジアトップのレイヤー2ソリューション


Kromaは、OP Stack上に構築されたイーサリアムのレイヤー2ソリューションで、zkフォールトプルーフを実装しています。加えて、モジュール式のゼロ知識証明(zk)ライブラリであるTachyonを使用し、トランザクション速度の向上とガス料金の削減を実現しています。

また、Kromaは、Superchainエコシステム内でネイティブアカウント抽象化(AA)を先駆けて導入し、シームレスなWeb3ゲーム体験を提供しています。SK Planet、Xangle、Hexlantなど、81以上のパートナーと提携し、ゲーム、DeFi、NFTなどの分野で影響力を拡大しています。

最近では、Wemadeの子会社から、創業者と経営陣を中心とした幅広い株主とパートナーを擁する体制へと、株主構成を大きく転換させました。この変化により、多様なステークホルダーからの支援を受け、グローバルビジネスをさらに推進するとしています。

今回調達された資金は、インフラの強化、特に機能の拡張とプラットフォーム開発の強化に重点的に活用されます。

公式サイト:https://kroma.network/

X:https://x.com/kroma_network

Medium:https://blog.kroma.network/

Discord:https://discord.com/invite/kroma-network

Github:https://github.com/kroma-network

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