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2024年9月8日-9月14日 資金調達を実施したPJ 8選

投稿日 2024年 09月 18日

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目次

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Huma Finance


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Distributed Globalが主導するラウンドで、3800万ドルを調達。他には、Hashkey Capital、Folius Ventures、Stellar Development Foundationなどが参加。

トークン化RWAプラットフォーム


Huma Financeは、トークン化された実物資産(RWA)を基盤とする決済金融(PayFi)プラットフォームを構築しています。

今年初め、Huma FinanceはArfと合併し、RWAのトークン化に注力し、両社は共同持株会社の下で独立して運営されています。現在はフルスタックのトークン化資産プラットフォームを提供しており、両社合わせて来年には100億ドルの決済金融取引を達成する見込みです。

トークン化されたRWAは、ブロックチェーン技術の応用分野の中で最も急速に成長している分野の一つであり、世界の金融機関やデジタル資産企業は、債券、信用、ファンドなどの伝統的な金融商品を分散型台帳に移行しようとしています。このプロセスは、業務効率の向上、決済の迅速化、透明性の向上をもたらす可能性があります。

PayFiプラットフォームは、ブロックチェーン技術を使用して貿易金融の流動性ニーズに対応することを目指しており、従来の代替手段よりも効率的でアクセスしやすいサービスを提供するとされています。

今回調達された資金は、今後数ヶ月でHumaプラットフォームをSolanaブロックチェーンとStellarのスマートコントラクトネットワークSorobanへの拡大に使用されます。

公式サイト:https://huma.finance/

X:https://x.com/humafinance

Docs:https://docs.huma.finance/

Mirror:https://mirror.xyz/0x4ef8557534b579128428b87A599Fe9549A572bcB

Fuse (Project Zero)


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Multicoin Capitalが主導するラウンドで、1200万ドルを調達。

エネルギー分配のDePINプロジェクト


Fuseは、ロンドンを拠点とする再生可能エネルギーのスタートアップです。モバイルアプリと分散型技術を活用し、暗号資産を含むインセンティブを提供することで、エネルギー利用の効率化と再生可能エネルギーの普及を促進しようとしています。

Fuseは、家庭用太陽光発電、蓄電池、EV充電などの分散型エネルギー資源を活用し、地域での発電と消費を促進することで、エネルギー効率の向上とコスト削減を目指します。また、Fuse Energyモバイルアプリを通じて、ユーザーはエネルギー使用量をほぼリアルタイムで追跡できます。これにより、エネルギーの無駄を削減し、再生可能エネルギーが豊富な時に消費を最適化できます。

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この他にも、ユーザーが再生可能エネルギーの利用可能性に基づいてエネルギー消費を調整する「デマンドレスポンス」を奨励し、電力網の負担軽減とコスト削減を促すようになっています。また、エネルギーの割引を受けるために使用できるユーティリティ・トークン「Project Zeroトークン」を導入することでインセンティブを生み出すとしています。

現在、英国の顧客はProject Zeroを利用できますが、規制環境の変化によっては、将来的には米国を含む他の地域でも利用可能になる可能性があります。

公式サイト:https://www.fuseenergy.com/

X:https://x.com/FuseEnergyHQ

PIN AI


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a16z Crypto Startup Accelerator(a16z CSX)、Hack VC、Anagram、Dispersion Capital、Blockchain Builders Fund、Symbolic Capitalなどが参加するプレシードラウンドで、1000万ドルを調達。

Appleと直接競合するAIインフラ企業


PIN AIは、初のオープンソースパーソナル・インテリジェンス・ネットワーク(PIN)の開発に焦点を当てています。このオープンソースソリューションは、イーサリアムコア、スタンフォード大学、MITでの研究協力から生まれており、AppleのApple Intelligence AIソリューションと直接競合するものです。

PIN AIは、Apple Intelligenceのプライバシー重視のオープンソース代替となることを目指しています。分散型の代替手段として注目を集めており、低スペックのスマートフォンやより幅広いデバイスで動作するように設計されているとのことです。

また、PIN AIプラットフォームは、開発者がユーザーのデバイス上で動作するAIエージェントを作成し、分散型かつプライバシー保護の方法でユーザーの個人データを利用できるようにしています。これにより、ブロックチェーン技術と高度なAIモデルを使用して、ユーザーが複数のアプリケーション間で安全なデータ管理を可能としています。

公式サイト:https://www.pinai.io/

X:https://x.com/PINAI_IO

Blog:https://www.pinai.io/blog

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/pin-ai/

Discord:https://discord.com/invite/pinai

Telegram:https://t.me/pinai_io

Nytro Lab (Castile)


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SevenX Venturesが主導するラウンドで、800万ドルを調達。他には、OKX Ventures、Aptos Labs、Amber Group、HashKey Capital、Leland Venturesなどが参加。

ローグライクカードゲーム「Castile」を開発中


Nytro Labは、ファンタジークトゥルフの世界を舞台にしたローグライクカードゲーム「Castile」を開発しています。

Castileではリーグシステムが導入されています。リーグボスラッシュとリーグトーナメントは、Castileベータテストの2大時間制限付きゲーム内イベントとなっており、プレイヤーはリーグを結成または参加して、ダンジョンに挑戦します。

また、「Play and Trade」ゲームモデルが採用されていることが特徴であり、これは取引システムによるゲーム経済の活性化を目的としています。ベータテストプレイヤーは、Castile公式サイトでタロットコインを補充することができ、タロットコインは、ゲーム進行に役立つギフトパックを購入するためのゲーム内通貨です。また、プレイヤーは取引市場でゲーム内リソースを交換し、タロットコインや他のゲーム内通貨を獲得してゲームをレベルアップを図ることができます。

現在、Castileはベータテストを実施しています。また、ベータテストのプレイヤーには、1000万ドル相当の$CASTが報酬として用意されています。600万ドルはゲーム内進行状況、個人リーダーボード、リーグリーダーボードに基づいて配布され、400万ドルは公式サイトでタロットコインを送信して抽選を行うことで獲得できるエリートポイントに基づいて配布されます。

公式サイト:https://www.castile.world/#/

X:https://x.com/Castileofficial

Docs:https://nytrolab.gitbook.io/nytro-lab.whitepaperen

Medium:https://medium.com/@Castileofficial

Discord:https://discord.com/invite/castileofficial

INFINIT


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Electric Capital、Mirana Ventures、Hashedが主導するラウンドで、600万ドルを調達。他には、Maelstrom、Lightspeed Faction、Robot Ventures、Nomad Capital、Tangent Venturesなどが参加。

エンドツーエンドのDeFiインフラサポートを提供


INFINITは、エンドツーエンドのDeFiインフラサポートを提供することで、誰でも数分でDeFiプロトコルを立ち上げ、スケーリングできるようにしています。また、初のDeFi抽象化レイヤーであることも特徴として挙げられます。

INFINITのカスタマイズ可能なビルディングブロックを提供するモジュール式のアプローチにより、開発者はさまざまなコンポーネントを簡単にプラグアンドプレイして新しいプロトコルを構築したり、既存のプロトコルに新しい機能を追加したりできます。

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INFINITはすでに、イーサリアム、Mantle Network、Blastの3つのチェーンで12のDeFi dAppにサービスを提供しており、総TVLは6億3000万ドルを超えています。これには、INIT Capital、Ethena、ZeroLendなどのプロトコルが含まれます。また、Arbitrum、Berachain、Monad、Abstract Chainなどのチェーンとの統合も予定しており、DeFiの成長と相互運用性の向上に向けてネットワークを継続的に拡大していくとのことです。

近日中に、製品リリースとINFINITコミュニティのための報酬システムを公開するとしています。

公式サイト:https://infinit.tech/

X:https://x.com/Infinit_Labs

Docs:https://docs.infinit.tech/

Medium:https://medium.com/@infinit_labs

Discord:https://discord.com/invite/d24D5kjwj4

Telegram:https://t.me/infinit_labs

Blocksense Network


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Permutationが主導するシードラウンドで、400万ドルを調達。他には、a16z Crypto Startup Accelerator (CSX)、Public Works、Tykhe Block Ventures、Selini Capitalなどが参加。

分散型データインフラの構築を目指す


Blocksense Networkは、ゼロ知識(ZK)ロールアップとパーミッションレスオラクルフィードを用いた分散型データインフラを構築しようとしています。

Blocksenseでは、ゼロ知識暗号技術を活用することで、コスト効率、スケーラビリティ、セキュリティを改善し、信頼できるオラクルサービスへのアクセス民主化が実現されます。また、パーミッションレスオラクルフィードを作成するための同社のSDKにより、開発者は数日以内に実世界のデータをオンチェーンで利用できるようになります。

今回調達された資金は、事業拡大、開発者体験の向上、チームの拡大、メインネットの立ち上げに活用されます。

公式サイト:https://blocksense.network/

X:https://x.com/blocksense_

Discord:https://discord.com/invite/mYujUXwrMr

Telegram:https://t.me/BlocksenseNetwork

Fountain


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Foundation Capital、Caladan、Primal Capital、Druid Ventures、United Overseas Bank (UOB)、MHC、NGC Venturesなどが参加するシードラウンドで、350万ドルを調達。

企業や機関投資家向けにオンチェーンオペレーションを提供


Fountainは、ノンカストディアル型のマルチチェーンオペレーティングシステムを提供しています。

機関投資家からの大規模な資金流入と暗号の主流採用により、すべてのDeFiプロトコルに対する需要が急増しています。しかし、既存金融に慣れ親しんだ投資家にとって、DeFiの状況は、セキュリティリスクや市場のボラティリティの影響を受けやすいなど、いくつかの課題があります。Fountainはこうしたギャップに対するソリューションとなっています。

Fountainは、Web3業界初のノーコード自動化ソリューションを提供し、非技術系ユーザーと開発者の両方に新たなレベルのカスタマイズを可能にしています。このプラットフォームにより、企業は財務、リスク管理、取引業務をシームレスに管理および自動化できるため、大規模な機関投資家がより複雑な戦略を採用し、よりリスクの高いポジションを取ることが容易になります。

現在、Fountainはプライベートベータ版を提供しており、業界最大手のマーケットメーカーやヘッジファンドからの採用実績を有しています。

公式サイト:https://fountainplatform.com/

X:https://x.com/joinfountain

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/fountainplatform

Hyperbridge


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Web3 FoundationとScytaleが主導するシードラウンドで、250万ドルを調達。

ブロックチェーン相互運用性プロトコル


Hyperbridgeは、高度なゼロ知識技術とメカニズムプロトコルを組み合わせた分散型コプロセッサ・モデルを提供しています。また、既存のポイントツーポイントブリッジモデルとは異なり、ハブモデルを導入し、すべてのチェーン間で検証可能な相互運用性を拡張しています。

Hyperbridgeの強みとして、高度なクロスチェーン技術が挙げられます。既にSuccinct、Axelar、Union、Availなどのチームによって使用されており、業界をリードする存在となっています。また、Polkadotエコシステムと統合をしており、Polkadotエコシステム内のパラチェーンスロットを確保し、Polkadotのユニークな強みを活用することに深くコミットしています。

また、Hyperbridgeはセキュリティを重視しており、Polkadotを担当するチームと同じチームによって監査が行われています。複数の接続を統合された信頼性の高いネットワークに統合することで、Hyperbridgeは検証可能なクロスチェーン通信と相互運用性におけるリーダーとなることを目指しています。

Hyperbridgeのユースケースとしては、検証可能なクロスチェーンインテント、統一された流動性のためのノンカストディアルネイティブブリッジ、ステーブルコイン、RWA、DAOトークンのマルチチェーン展開などが挙げられます。

公式サイト:https://hyperbridge.network/

X:https://x.com/hyperbridge_

Docs:https://docs.hyperbridge.network/

Blog:https://blog.polytope.technology/

Discord:https://discord.com/invite/WYTUQrTR9y

Telegram:https://t.me/hyper_bridge

免責事項


・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。

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