2025年1月5日-1月11日　資金調達を実施したPJ 8選

Pinnacle Capitalが主導するラウンドで、5000万ドルを調達。

VOOXは、ビットコイン、イーサリアム、ドージコイン、リップルを含む様々な暗号資産へのアクセスをユーザーに提供するAIを搭載した取引プラットフォームです。

VOOXプラットフォームは、AIを活用して取引体験を向上させ、パーソナライズされたインサイトとツールを提供することで、ダイナミックな暗号資産市場でユーザーが十分な情報に基づいた意思決定を行えるよう支援しています。

今回のPinnacleのパートナーシップを通して、VOOXはPinnacleのプロジェクト関係者、開発者、金融機関の広範なネットワークにアクセスできるようになり、運用能力と市場リーチの向上が期待されています。

今回調達された資金は、インフラ整備、セキュリティ対策の強化、ユーザー獲得に向けたマーケティング活動の強化に充てられます。

公式サイト：https://www.voox.com/en_US/

X：https://x.com/VOOX_Global

Telegram：https://t.me/VOOXEnglish

HongShanが主導するシリーズAラウンドで、1500万ドルを調達。他には、SmallSpark、Mirana Ventures、Safepalが参加。

SoSoValueは暗号資産投資家向けの金融リサーチプラットフォームであり、投資リサーチを強化するための高品質なマクロ市場情報を提供しています。

SoSoValueの開発は2023年に開始され、2024年のローンチ後急速に成長し、デジタル資産最大の専門研究プラットフォームになりました。また、統一されたダッシュボードでビットコインETFの純流入・純流出に焦点を当てた最初の企業であり、トークン形式でスポットインデックスをまとめた最初の企業でもあります。

今回の資金調達ラウンドは12月末に終了しており、主に、スポットクリプトインデックスプロトコル「SoSoValue Index（SSI）」の準備金として割り当てられています。SSIはオンチェーンのスマートコントラクトを活用して、マルチチェーン、マルチアセットのポートフォリオを、資産のバスケットを表すラップドトークンに再パッケージ化しています。

また、SoSoValueは、2024年12月下旬にベータテストとしてBaseチェーンで4つのSSIトークンをローンチしていました。SSIトークンは毎月自動的にリバランスされ、トークン保有者には、24時間ごとに0.01%の技術サービス手数料がかかります。

SSIプロトコルをSoSoValueのデータプラットフォームに加えることで、暗号資産市場への健全で長期的な参加が実現され、ユーザー増につながることが期待されています。

今回調達された資金は、SSIプロトコル以外に、マーケティング、エンジニアリング、事業開発のチーム拡大に対しても使用されます。

公式サイト：https://sosovalue.com/

X：https://x.com/SoSoValueCrypto

DBAとCyber Fundが主導するラウンドで、850万ドルを調達。他には、Ribbit Capital、Castle Island Ventures、Geometryなどが参加。

Alpen Labsは、ビットコイン上の金融インフラストラクチャーであり、ゼロ知識（ZK）暗号を活用し、グローバルな金融アクセスを拡大し、個人のエージェンシーを強化しています。

Alpen Labsは、ビットコイン上にモジュール式のロールアップ「Strata」を構築しています。Strataによって、シンプルでスケーラブルなセルフカストディ、直感的でプライバシーを保護する支払い、他のデジタル資産との相互運用性、BTCに裏付けられた借入とステーブルコイン、および他の多くのオンチェーンアプリケーションをビットコインエコシステムにもたらすことが可能となります。

Strataは、ビットコイン上のEVM互換ZKロールアップとなっており、コードベースはオープンソース化されています。また、BitVM2ブリッジへのアップグレードも予定されています。

現在、開発者はDevnetアクセスを使用してStrataでの構築を始めることが出来、来月予定されている次のテストネットリリースで一般公開されます。また、Strataメインネットのローンチは、2025年を予定しているとのことです。

公式サイト：https://www.alpenlabs.io/

X：https://x.com/AlpenLabs

Tangent、Big Brain Holdings、Kosmos Ventures、Tagus Capital、Bodhi Venturesなどが参加するラウンドで、450万ドルを調達。

Ohは、分散化、ユーザーエンパワーメント、高度なAI技術を統合することでWeb3時代のクリエイター支援を行なっています。

Ohの共同創業者兼CEOであるNic Young氏は、Ohプラットフォームは、AIのパーソナライゼーションの強みとWeb3の分散型で検閲に強い機能を融合させることで、クリエイターエコノミーの変革を目指していると述べています。

Ohのエコシステムの中核をなすのは「OhChat」であり、174カ国で約10万人のユーザーベースを誇るAI搭載プラットフォームとなっています。このプラットフォームでは、ユーザーはユニークなデジタルパーソナリティから現実世界の人物の仮想レプリカまで、AIが生成したキャラクターと対話することができます。

Carmen ElectraやKaili Thorneといった著名人もOhプラットフォームを使用することで、何百万人ものフォロワーを惹きつけており、この成功を基にして、Ohは自律型の次世代AIデジタルクリエーターである「superModels」を立ち上げる予定としています。

SuperModelの所有者は、これらのデジタルエージェントを収益化し、収益にリンクされたトークンを立ち上げ、買い戻しの恩恵を受けることができます。このアプローチにより、クリエイターとそのコミュニティは、プロジェクトによってもたらされる財政的成長を共有することができるようになるとのことです。

トークン機能の導入も計画されており、2025年第1四半期を予定しています。また、トークンはSolanaブロックチェーン上に構築され、ステーキングインセンティブを提供し、superModelsのトークン化された所有権を可能にするとしています。

公式サイト：https://www.oh.xyz/

X：https://x.com/ohdotxyz

Medium：https://medium.com/@nicohdotxyz

Generative Venturesが主導するシードラウンドで、400万ドルを調達。他には、Polymorphic Capital、Halo Capitalなどが参加。

Neverminedは、「PayPal for AI」としてAI決済プラットフォームを開発しています。これはAIシステムが互いに直接取引できるようにし、シームレスなAI間取引への道を開くことを目的としています。

AIが各分野において不可欠なものとなりつつある中、従来の決済システムは、オンライン小売購入などの静的な取引のために設計されており、動的なAIシステムには不適応となっていました。こうしたAI専用の決済システムに対する需要が急増する中、Nevermindはこのギャップを埋めようとしています。

Neverminedのプラットフォームは、AIインタラクションのダイナミックな性質に合わせて調整されており、支払い処理、使用状況の追跡、与信管理、およびリアルタイムの柔軟な価格設定機能が含まれます。

また、「Multi-Agent Payments」（MAP）を構築することで、より多くのAIエージェントが支払いをできるようにするだけでなく、サービスを動的に価格設定しバンドルできるようにする「Nevermined Pricing Engine」もリリース予定とのことです。

今回調達された資金は、チームの拡大、AIエコシステム内のパートナーシップの強化、決済プラットフォーム展開の加速に使用されます。

公式サイト：https://nevermined.io/

X：https://x.com/Nevermined_io

Paper Venturesが主導するプレシードラウンドで、330万ドルを調達。他には、Lightspeed Faction、Eterna Capital、Lyrik Venturesなどが参加。

Rena Labsは、Trusted Execution Environment (TEE)抽象化スタック上に構築された検証可能なAIプラットフォームであり、自律的で安全なAIシステムの開発を可能にしています。

TrustEEミドルウェアは、マルチモーダル言語モデル、AIエージェント、DeFi、ゲーム、ソーシャルプラットフォームにわたる検証可能なAIアプリケーションをサポートするオンチェーンインフラストラクチャの基盤を形成していることが特徴です。

Renaは、TrustEEデータAppchainを構築しており、InitiaやCelestiaを活用しています。こうしたRenaのオフチェーンプロトコルに対する専用チェーン拡張は、TrustEE対応のポータビリティと相互運用性をさらに強化しています。

今回調達された資金は、チーム拡大やTEEの強化に使用されます。

公式サイト：https://renalabs.xyz/

X：https://x.com/Rena_labs

Framework Venturesが主導するラウンドで、250万ドルを調達。他には、Solana Ventures、Bitscale Capitalが参加。

Starpowerは分散型エネルギー・ネットワークであり、様々なエネルギー・デバイスを接続することでエネルギー効率を高め、システム変動を低減し、エネルギー移行における主要なボトルネックに対処しています。

Starpowerはエアコン、給湯器、電気自動車、蓄電池などのデバイスをつなぎ、仮想発電所、需要応答、エネルギーデータの収益化などのアプリケーションを可能にする分散型ネットワークを形成しています。ユーザーはデバイスを統合することでSTARトークンを獲得可能となっています。

Starpowerプロトコルは、150万の登録ウォレットと16,000以上のアクティブ化されたデバイスを集めており、100万ドルの収益を上げています。

公式サイト：https://www.starpower.world/

X：https://x.com/starpowerworld

Docs：https://www.starpower.world/docs

Discord：https://discord.com/invite/starpowernetwork

Telegram：https://t.me/starpowernetwork

Woodstockが主導するシードラウンドで、120万ドルを調達。他には、Double peak group、Cogitent、X21などが参加。

Novastroは、RWAのトークン化、取引、利回りプラットフォームを構築するレイヤー2RWAチェーンです。

Novastroチェーンでは、AI駆動分析を活用してリアルタイムの資産パフォーマンス追跡と市場動向分析を行うことにより、RWAからのイールド戦略を最適化し、すべてのユーザーのイールドファーミングとステーキングを簡素化しています。

Testnet V1では、2500万ドルのTVLと40万人のユーザーを惹きつけ、チェーン上で200万件以上のトランザクションを処理しました。

Novastroはまた、Movement LabsのアクセラレータープログラムであるMove Collectiveへの参加を発表しています。これにより、MovementインフラにRWAイールド技術がもたらされることとなります。

Movementとの統合により、NovastroはMoveとSolidityの両方のスマートコントラクトをサポートするレイヤー2ブロックチェーンを開発することとなり、スケーラビリティの向上及び取引コストの削減が期待されています。

公式サイト：https://www.novastro.xyz/

X：https://x.com/Novastro_xyz

Discord：https://discord.com/invite/AaPvm8ZvuG

Telegram：https://t.me/Novastro_Chain

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