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投稿日 2025年 01月 10日
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本レポートは、2024年12月のNFTマーケットの動向を調査した内容です。 12月は、11月と比較してEthereumのNFT市場が取引ボリュームを増加させました。増加要因として、Pudgy Penguinsが大きくボリュームを伸ばした点が挙げられます。Solana、Bitcoinの市場は、ほぼ横ばいといえる状況でした。
市場全体においては、$ME、$PENGUのエアドロップ、RTFKTのweb3サービス終了、Zerebroの動向などが注目を集めておりました。
Pudgy Penguinsが取引ボリュームで他のプロジェクトと大きく差をつけて、1位を獲得しました。セカンドコレクションのLilPudgysも3位に位置しています。$PENGUのエアドロップが影響して、取引ボリューム、フロアプライスが上昇したと考えられます。
Pudgy Penguinsは、様々な展開を見せており、2025年にはゲームのリリースを控えているので、今後の動向にも注目です。
個別の取引ランキングにおきましても、Pudgy Penguinsが1位となりました。11月は、ほとんどCryptoPunksがランクインしていた印象でしたが、12月は多様なコレクションがランクインする形となりました。
Azukiが3つランクインしている点と、SuperRareで出品されているアートNFTがランクインしている点は、ここ数ヶ月では珍しいといえます。
EthereumのNFTマーケットプレイスでは、12月15日~17日にかけて取引ボリュームが急上昇しましたが、こちらもPudgy Penguinsが影響していると考えられます。Pudgy Penguinsのフロアプライスが上昇したタイミングと同時期であるためです。
トレーダー数につきましても、取引ボリュームに比例して伸びている状況です。
OpenSea FoundationのXアカウントが開設された時期に、OpenSea Proのトレーダー数が増加していることがうかがえます。トークン発行やエアドロップへの期待が背景にあると推測されます。
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