投稿日 2026年 01月 08日

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Miami International HoldingsとTioga Capitalが主導する戦略的シリーズAラウンドで、3,500万ドルを調達。他には、Galaxy Ventures、ARK Invest、VanEckなどが参加。
Architect Financial Technologiesは、金融業界初となる伝統的資産クラスの無期限先物に特化した中央集権型取引所「AX」を展開する企業です。バミューダ金融管理局(BMA)の包括的な規制下で運営されていることが大きな特徴です。
Architectの子会社であるArchitect Bermuda Ltd.によって運営される「AX」は、機関投資家のクライアントに対し、外国為替、金利、個別株、株価指数、金属、その他のコモディティに関する新しい無期限契約を提供しています。これにより安全かつ規制に準拠した環境での取引を可能にしています。

現在AXはヘッジファンド、マーケットメーカー、ファミリーオフィス、資産運用会社、保険会社などの適格な機関投資家向けに提供されています。個人トレーダー向けには将来的なアクセスのためのウェイティングリストが公開されています。
今回の調達資金は「AX」の成長加速に充てられます。創設者兼CEOのBrett Harrison氏は、強力な戦略的パートナーの支援を受けグローバルなデリバティブ取引の新時代を切り開くという目標に向けて前進すると述べています。
公式サイト:https://architect.co/

BankTech Venturesが主導するシードラウンドで、420万ドルを調達。他には、Connecticut Innovations、Paxos、SpringTime Venturesなどが参加。
Coinbaxはデジタル資産の決済において、エスクロー機能、ポリシー執行、およびプログラム可能な決済機能を提供するプラットフォームです。ステーブルコイン決済のための「トラストレイヤー」として機能することを目的としています。
既存の即時決済システム(RTPやFedNowなど)はスピードを向上させましたが、金融機関が既存のリスク管理やコンプライアンスの枠組みの中でステーブルコインを展開するために必要な「制御層」が欠けていました。
Coinbaxは機関投資家グレードの「Controls(制御機能)」を導入することでこの課題を解決します。これによりマルチパーティ承認、支出制限、条件付きリリースなどがリアルタイムで実行可能となり銀行が求める監査可能性と監視機能を維持します。
具体的なユースケースとして、貿易金融、ローンの実行、建設業におけるマイルストーンベースの支払い、財務の自動化などが挙げられます。Coinbaxはブロックチェーンのスピードと従来の銀行業務の統制を統合し、国境を越えた24時間365日の即時決済を実現することを目指しています。
Coinbaxはオンチェーンとオフチェーンのデュアルアーキテクチャで構築されており、BaseおよびSolanaに対応しています。USDC、USDG、RLUSD、PYUSDなどの主要なステーブルコインをサポートしており、今後はGENIUS法に準拠したステーブルコインや他のチェーンへの拡大も計画されています。
今回の調達資金はエンジニアリング開発の加速、カストディやウォレットインフラプロバイダーとの統合深化、および商業銀行や企業の決済業務におけるデザインパートナーのオンボーディングに充てられます。
公式サイト:https://www.coinbax.com/

英国のトップ20ディープテックベンチャービルダーから、200万ドルの戦略的投資を調達。投資家は非公開。
Otomatoはユーザーがコーディングの専門知識を持たなくても、オンチェーンおよびオフチェーンのタスクを管理できる「自律型エージェント」を作成可能なWeb3自動化プロトコルです。
今回の200万ドルの調達は英国の民間テクノロジー企業トップ20に数えられる大手ディープテック企業による戦略的投資です。これに伴い初期投資家であるCoinsilium Group Limitedは投資構造を再編し、以前のSAFT(将来トークン受渡契約)からDyment Labsの株式(約1.25%)およびトークンワラントへの保有形態の変更を行いました。
Otomatoは次の開発フェーズにおける主要な戦略的焦点として、高速レイヤー1ブロックチェーン「Hyperliquid」のエコシステムを挙げています。HyperliquidやHyperEVMベースのアプリケーション向けに自動化ツールや通知機能、ポートフォリオインテリジェンス機能を開発し、急速に拡大する同エコシステム内での普及を目指します。
具体的なユースケースとして、以下のようなアプリケーションが想定されています。
Otomatoチームはブエノスアイレスで開催されたETHGlobalハッカソンでも賞を獲得するなど、その技術力を実証しており、今回の資金調達により製品開発とローンチに向けた動きを加速させます。
公式サイト:https://otomato.xyz/notifications/hyperevm

Mirana Venturesが主導するシードラウンドで、200万ドルを調達。
easy.funは、L1ブロックチェーン「Hyperliquid」上に構築されたオンチェーン取引アリーナです。暗号資産のトレーディングにゲーミングの要素を取り入れ、スキルベースの競争環境へと変革することを目指しています。
従来のトレーディングにありがちな情報の非対称性を解消し、公平で透明性の高い環境を提供することが特徴です。Hyperliquidとの深い統合により、競争的な環境に不可欠な高速な約定と深い流動性を実現しています。
今回の調達資金は製品開発、チームの拡大、および公式グローバルトレーディングトーナメントの立ち上げに充てられます。Mirana VenturesのパートナーであるDavid Toh氏は、「トレーディングを競争的なゲームとして再構築することでリテールユーザーが公平な条件で競争し、学び、利益を得られるアリーナを提供する」と述べています。
資金調達後の最初の取り組みとして、約1ヶ月後に初の大規模な公式トーナメントの開催を予定しています。ロードマップには1対1のデュエル機能や専用のプライベートルームの実装なども含まれています。
現在、ユーザーはApp Storeからアプリをダウンロードすることでプラットフォームに参加することが可能です。
公式サイト:https://www.easy.fun/

Chain Capital、Bitrise Capital、CGVなどが参加する戦略的ラウンドで、150万ドルを調達。
HodlHerはInjective上にネイティブ構築されたAIエージェント駆動型Web3オペレーティングシステムです。AIを単なる「ツール」ではなく「コンパニオン」へと進化させ、認識から行動までを担うシステムを目指しています。
HodlHerが開発する「HodlOS」は感情的知覚、長期記憶、分散型実行を単一のフレームワークに統合したインテリジェントOSです。ユーザーの感情や意図を理解するだけでなく、Web3環境において安全かつ効率的にアクションを代行できることが特徴です。
現在、システムの主要なインターフェースとして24時間365日対応の感情的トレーディングコンパニオン「Sola」をローンチしています。Solaはユーザーの感情状態と市場動向を認識し、共感的な戦略ガイダンスや感情的サポートを提供します。
さらにWeb3クリエイター向けのマルチエージェントアシスタント「Super InternX」や、パーソナライズされたAIエージェントを作成・取引できる「Agent Market」の開発も進めています。これにより「Agent as Asset(資産としてのエージェント)」という新たなパラダイムを導入します。
今回調達した資金は主にコア技術基盤である「HodlOS」の開発とエコシステム拡大に充てられます。感情的な相互作用、マルチエージェントシステム、およびオンチェーンエージェント経済(Agent Economy)における技術力を強化し、次世代OSの展開を加速させます。
公式サイト:https://hodlher.ai/

Electric Capitalが主導するシードラウンドで、150万ドルを調達。他には、Bodhi Ventures、Tangent XYZ、Amber Group、Jsquare、Ludlow Venturesなどが参加。
Rocketは従来の「勝つか負けるか(All-or-Nothing)」のバイナリーオプション形式とは異なる、新しいモデルの予測市場プラットフォームです。ユーザーの予測が有利な方向に動くにつれて、継続的に報酬が支払われる仕組みを採用しています。
最大の特徴は特定の結果が出た時点でのみ決済されるバイナリー形式を排除している点です。これによりユーザーは清算(ロスカット)のリスクにさらされることなく、予測の正確性に応じて継続的に収益を得ることができます。
また資金効率の面でも独自のアプローチをとっています。ユーザーは同一の資本を同時に複数の予測に展開することが可能です。これにより従来のベッティングや固定オッズ市場と比較して、より効率的な資本運用が可能になるとしています。Rocketはこのモデルを「正解し続けることでユーザーに継続的に報酬を支払う」ものだと説明しています。
現在、具体的な収益数値やローンチのタイムライン、規制に関する計画、および市場拡大の詳細については明らかにされていませんが、Electric Capitalをはじめとする著名な投資家からの支援を受け製品開発と運営体制の強化を進めています。
公式サイト:https://userocket.app/

Candaq、Apus Capital、ZC Capital、BlockPulseが参加するシードラウンドで資金調達。
Havenは透明かつプログラム可能なインフラを通じて、高品質な現実世界の利回り資産(RWA)をブロックチェーン上に持ち込む債券マーケットプレイスです。「RWAスーパーマーケット」の構築を掲げています。
すでに米国財務省短期証券(T-Bill)に関連する製品をローンチしており、ユーザーはUSDT、USDC、USD1などのステーブルコインを使用して、米国債に裏付けられた利回りにオンチェーンで直接アクセスできます。

Havenは債券資産を「コンポーザブル(構成可能)で検証可能なオンチェーンの金融プリミティブ」に変換することで、DeFiの利回り源を暗号資産ネイティブなもの以外にも拡大させています。
今回のシードラウンド完了と最初の製品の稼働を受け、Havenは製品開発とエコシステムの拡大を加速させ、債券をオンチェーン金融の基盤層として確立することを目指しています。
公式サイト:https://haven.financial/

Coinbaseによる買収合意を発表。
The Clearing Companyは規制に準拠したオンチェーン予測市場のスタートアップ企業であり、Coinbaseによる買収が発表されました。
Coinbaseは先日、予測市場へのアクセス提供を開始しましたが、今回の買収によりその動きをさらに加速させる見込みです。
Coinbaseは「Everything Exchange(あらゆる資産を取引できる取引所)」というビジョンを掲げており、予測市場はその実現に向けた重要なピースと位置付けられています。The Clearing Companyの持つ深い専門知識と人材を取り入れることで、選挙、経済、スポーツ、文化など、現実世界のイベントの結果に対する取引を、暗号資産やデリバティブ、株式と同じインターフェース内でシームレスに提供することを目指しています。
公式サイト:https://www.clearing.co/
・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。
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