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2026年1月11日-1月17日 資金調達を実施したPJ 8選

投稿日 2026年 01月 20日

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LMAX Group


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Rippleとの戦略的パートナーシップの一環として、1億5000万ドルの資金調達(融資)を実施。

機関投資家向けクロスアセット・マーケットプレイス


LMAX GroupはFX(外国為替)およびデジタル資産を取り扱う世界有数の機関投資家向けクロスアセット・マーケットプレイスです。今回のRipple社との提携は伝統的な金融市場(TradFi)とデジタル資産市場の融合を加速させることを目的としています。

この複数年にわたる協力関係において、LMAXはRippleの米ドル連動型ステーブルコインである「RLUSD」を、同社の機関投資家向け取引インフラにおける中核的な担保資産として統合します。

これにより大手銀行やブローカーを含むLMAXのグローバルな顧客基盤は、現物暗号資産、無期限先物、およびCFD取引全体において、RLUSDを活用したクロス・コラテラリゼーション(相互担保)や証拠金効率の向上を図ることが可能になります。

RLUSDは現物取引の決済通貨として機能するほか、LMAX Custodyを通じて安全に管理され従来の法定通貨では実現できない24時間365日の市場アクセスと資産の流動性を提供します。またLMAXのデジタル資産取引所とマルチアセット・プライムブローカーである「Ripple Prime」が統合されることで、機関投資家は市場の断片化やカウンターパーティリスクに対処しつつ、効率的なゲートウェイを通じて取引を行うことができます。

公式サイト:https://www.lmax.com/

X:https://x.com/LMAX

Alpaca


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Drive Capitalが主導するシリーズDラウンドで、1億5000万ドルを調達。他には、Citadel Securities、Opera Tech Ventures (BNP Paribas)、MUFG Innovation Partnersなどが参加。

グローバルな金融インフラAPIプロバイダー


Alpacaは証券会社の機能をAPIとして提供する「Brokerage-as-a-Service」のリーディングカンパニーです。KrakenやSBI証券、Dime!などのパートナー企業に対し、株式、ETF、オプション、暗号資産、債券などの取引インフラを提供することで、金融サービスをより多くの人々に開放することをミッションとしています。

AlpacaのAPIを活用することで企業は複雑なバックエンドシステムを自社構築することなく、グローバルな金融商品へのアクセスをユーザーに提供できます。特に伝統的な金融(TradFi)とオンチェーンの金融エコシステムをブリッジする役割を強めており、米国のトークン化された株式およびETFの全取引量の94%がAlpacaのインフラによって支えられていることが報告されています。

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その実績は拡大を続けており、現在世界40カ国以上で300以上の企業と提携し数百万の証券口座をサポートしています。2025年には売上高が前年比で2倍以上に成長しました。また、Ondo FinanceやSolana Foundationをパートナーに迎え「Instant Tokenization Network」を立ち上げるなど、RWA(現実資産)トークン化の分野でも中心的な役割を果たしています。

今回の調達資金はグローバルな投資インフラの強化、主要な法域での規制ライセンス取得、機関投資家向け取引機能の向上、およびサイバーセキュリティの強化に充てられます。

公式サイト:https://alpaca.markets/

X:https://x.com/AlpacaHQ

Project Eleven


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Castle Island Venturesが主導するシリーズAラウンドで、2,000万ドルを調達。他には、Coinbase Ventures、Variant、Quantonationなどが参加。

セキュリティおよび移行支援ソリューション


Project Elevenは量子コンピューティング時代(ポスト量子)に向けた、デジタル資産のセキュリティ強化と移行インフラを開発する企業です。量子コンピュータの進化により、Bitcoinなどのネットワークで使用されている楕円曲線暗号(ECC)が弱体化するリスクに対処することを目的としています。

Project Elevenではネットワークや機関が複雑で長期にわたる移行を現実的に行うためのツールを構築しています。具体的には準備状況の評価、移行テスト環境の提供、展開シーケンスの策定などが含まれます。

同社はすでにSolana Foundationやその他の主要なレイヤー1エコシステムと協力し、ポスト量子への準備計画や技術的な作業を進めています。現在4兆ドル以上のデジタル資産が将来的にアップグレードが必要となる暗号技術に依存しているとされています。

2026年初頭には、長期的な暗号システムの将来性を確保したい機関やプロトコル、エンドユーザーに向けた次期主要製品のリリースを予定しています。

公式サイト:https://www.projecteleven.com/

X:https://x.com/qdayclock

VelaFi


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XVCとIkuyoが主導するシリーズBラウンドで、2000万ドルを調達。他には、Alibaba Investment、Planetreeなどが参加。

ステーブルコイン活用の次世代金融インフラ


Galactic Holdings傘下のVelaFiはステーブルコインを活用した企業向けの金融インフラプラットフォームです。2020年に設立されラテンアメリカに深いルーツを持ちますが、現在は米国およびアジアへと事業を拡大しています。

VelaFiは各地域の銀行システム、グローバルな送金ネットワーク、そして主要なステーブルコイン・プロトコルを接続する統合プラットフォームを提供しています。これにより決済の遅延や流動性の非効率性、分断された金融システムといった企業の課題を解決し、高速かつコンプライアンスに準拠したグローバルな資金移動を実現します。

同社のプラットフォームおよびAPIを通じてオン/オフランプ、ペイイン/ペイアウト、クロスボーダー決済、多通貨口座、FX(外国為替)ワークフロー、資産管理などの機能を利用可能です。これまでに数百の企業クライアントをサポートし、数十億ドル規模の決済処理を行ってきた実績があります。

今回の調達資金はラテンアメリカ、米国、アジア全域での決済インフラ拡大に充てられます。VelaFiはライセンス基盤を強化し主要な経済圏をつなぐことで、現代のグローバルビジネスが緊急に必要としている「統一された決済レイヤー」の構築を目指しています。

公式サイト:https://www.velafi.com/

X:https://x.com/Velafi_global

Veera


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プレシードおよびシードラウンドを合わせて総額1000万ドルを調達。シードラウンド(400万ドル)にはCMCC Titan FundやSigma Capitalが参加し、プレシード(600万ドル)には6th Man VenturesとAyon Capitalが参加。

セルフカストディ型のオンチェーン・ネオバンク


Veeraはシンガポールを拠点とする「オンチェーン・ネオバンク」です。単一のセルフカストディ型プラットフォーム内で、資産運用、投資、借入、決済(消費)を統合しているのが特徴です。

一般ユーザー向けに設計されており、パスキーによる保護やマルチチェーン技術を活用することでユーザーは複数のdAppsを操作したりブロックチェーンの複雑な仕組みを理解したりする必要がありません。株式、暗号資産、RWA(現実資産)への投資に加え、安全な借入やキャッシュバックやゲーミフィケーション報酬を伴うグローバルな決済機能を提供しています。

2025年1月の正式ローンチ以来Veeraは急速に成長しており、ダウンロード数は200万件を突破しました。現在30万以上のマルチチェーン・セルフカストディ・ウォレットをサポートし、同社のRWAゴールドトークン(VGT)保有者は7万人に達しています。月間アクティブユーザー(MAU)は約22万人、デイリーアクティブユーザー(DAU)は2万人を記録しています。

今回調達した資金は製品開発の加速およびオンチェーン金融サービスへのアクセスを世界的に拡大するために使用されます。

公式サイト:https://veera.com/

X:https://x.com/On_Veera

XMAQUINA


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Borderless Capital、Moonrock Capital、MH Ventures、Generative Venturesなどが参加した一連の「Genesis Auction」を通じて、累計で1,000万ドル以上を調達。他には、Fundamental Labs、Waterdrip Capital、vVv、Clairvoyant Labs、Signal Venturesなどが参加。

ロボット工学市場への投資機会を民主化する分散型エコシステム


XMAQUINAは通常は一部のインサイダーに限られているロボット工学およびヒューマノイド市場への投資アクセスを、一般の投資家に開放することを目的とした分散型エコシステムです。

2025年1月に開始された最初の「DEUS Genesis Auction」からちょうど1年が経過し、これまでに約2,000人の貢献者から資金を集めました。このオークション形式はVCも個人投資家も優遇価格なしの同一条件で参加する「公平な競争の場」を提供しており、技術分野で最もアクセスが困難な市場の一つをオンチェーンで透明化することに成功しています。

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調達した1,000万ドル以上の資金により、DAOは世界の主要なロボット企業への出資を本格化させています。すでに投資済みのApptronikのポジション価値は参入時から倍増しており、Neura Roboticsへの戦略的割り当てもDAO投票(BOT-09)により承認され実行段階にあります。

今後は新たなロボット企業への投資提案に加え、DAOがインキュベートするプロトコルやプラットフォームの取り組みも予定されており、DEUSトークンへのさらなるユーティリティ付与が期待されます。

また現在「Season 1」が進行中で貢献者には50万ドルのDEUSトークンが割り当てられるなど、コミュニティ主導の成長エンジンとして機能しています。

公式サイト:https://www.xmaquina.io/

X:https://x.com/xmaquina

Noise


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Paradigmが主導するシードラウンドで、710万ドルを調達。他には、GSR、JPEG Tradingなどが参加。

ソーシャルメディア時代の「アテンション・マーケット」


Noiseは今日のソーシャルメディア上の話題が明日も関連性を持ち続けるかどうかに賭けることができる予測市場スタイルのプラットフォームです。「トレンドの株式市場」とも表現され、Googleトレンドと既存の予測市場の要素を組み合わせることで、どのブランドやナラティブが文化的な価値を持ち続けているかを測定します。

Polymarketのような既存の予測市場が「特定の日付にイベントが起きるか(Yes/No)」という二者択一の結果を扱うのに対し、Noiseは市場が「継続的」である点が特徴です。ユーザーはトピックの関連性が時間の経過とともにどう変化するかを予測し資金を投じることで、バイアスのない客観的な文化的関連性の指標を生み出します。

昨年5月に実施された招待制のベータテスト(テストネット)には1,300人以上のユーザーが参加し、Kaitoのデータを用いた暗号資産関連の14のアテンション・マーケットで賭けが行われました。

今後数ヶ月以内にCoinbaseが支援するEthereumレイヤー2「Base」上でのメインストリームローンチを予定しており、一般公開と実際の資金(リアルキャピタル)での取引が開始される見込みです。調達資金は開発の継続および暗号資産分野以外へのデータ拡張などに充てられます。

公式サイト:https://www.noise.xyz/

X:https://x.com/noise_xyz

Meld


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Lightspeed Factionが主導するラウンドで、700万ドルを調達。他には、F-Prime、Yolo Investments、Scytale Digitalが参加。

グローバルな決済・オンボーディングインフラ


Meldはサンフランシスコを拠点とするデジタル資産およびステーブルコインへのアクセスを提供するネットワークプロバイダーです。フィンテック企業、開発者、マーチャントに対し、アプリ内で150種類以上の法定通貨と任意のステーブルコインやトークンをシームレスに変換できるインフラを提供しています。

同社のプラットフォームはUniswap、Phantom、Metamaskといった業界の主要なプレーヤーにも採用されており、世界180カ国以上での利用をサポートしています。カード決済や現地の銀行ネットワーク、仮想口座を活用することでグローバルな支払い、送金、クロスボーダー貿易決済、および投資活動のためのスムーズなオンボーディングを実現します。

Meldは従来の銀行レールとブロックチェーンを接続することで、開発者が複雑なインフラを構築することなくユーザーに多様な入出金オプションを提供できるようにしています。

今回調達した資金は営業部門の拡大、ネットワークのグローバル展開、および増加する顧客基盤をサポートするためのカスタマーサクセス・インフラの開発に充てられる予定です。

公式サイト:https://www.meld.io/

X:https://x.com/realMeld

免責事項


・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。

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