投稿日 2025年 05月 12日
目次
本レポートでは、4月のNFT市場動向についてまとめました。
4月は3月と比べて、NFT市場全体が減少傾向にあります。
Ordinalsを除く全体のプロジェクトにおけるトップ10の取引ボリュームは、前月比で約3.95%の減少となりました。 また、Magic EdenのSolana NFTトップ10においても約23.9%の減少が見られ、下落傾向が続いています。
さらに、Magic EdenのOrdinalsでは、2024年3月のトップ10合計出来高が約357 BTCであったのに対し、4月は約125 BTCにとどまり、月次で約65%の大幅な減少となりました。
トップ10のみを比較すると、3月比で約3.95%の減少となりました。 取引ボリューム1位には、3月に続きCourtyardがランクインしており、4月は前月よりもボリュームが増加していることから、安定した取引が継続しています。
その他の上位プロジェクトについても、これまでと同様の顔ぶれが占めており、大きな変動は見られませんでした。
トップ10にランクインはしていませんが、もりうさのNFTがリリース後に価格を上げ、話題となりました。
CryptoPunksは今月もトップ10に多数ランクインしており、これは例月通りの傾向となっています。
高額取引としては、CryptoPunks #3100が4,000 ETHで取引されました。ETHの価格低下も影響し、前回の取引価格と比べて大きな損失が出たことが話題となりました。
また、3月に続きアート系NFTもランクインしており、今回はXCOPY氏の作品が含まれています。
Dune Analyticsのデータによると、Solana NFT市場ではTensorの取引ボリュームが大きく減少しており、Magic Edenが大きく上回る状況となっています。
このようなシェア構造が定着しつつある中で、Tensorがシェアを巻き返すのは難しいと見られます。
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