Staking/GOX PRO
投稿日 2025年 09月 08日
目次
本レポートでは、2025年7月のNFT市場動向についてまとめています。
8月は、Solana、Bitcoin市場ともに7月と比較して取引ボリュームが減少傾向にありました。
Ethereumは、取引ボリュームは7月からほぼ横ばいとなっています。プロジェクト毎のトップ10の取引ボリュームは、やや減少していました。また、7月に見られたCryptoPunksの大規模なまとめ買いの動きはありませんでした。
特にSolana、Bitcoin市場の7月の増加は、現時点では一過性の現象とも捉えられる状況となっています。
7月のランキングではCourtyardが1位を獲得しましたが、7月に取引が多かったCryptoPunksやLilPudgysは8月には圏外となりました。
一方で、Bored Ape Yacht Club(BAYC)やMoonbirdsは取引高を伸ばしており、特にMoonbirdsは7月中旬からフロアプライスが上昇し、8月もその勢いを維持しながら取引ボリュームを増加させています。
また、PFP系コレクションがランク外となったことで、ゲーム系タイトルが新たにランキング入りしている点も特徴的です。
Ethereumのマーケットプレイス別の動向を見ると、取引ボリュームは7月と比較して減少傾向にあるものの、下落幅は限定的で大きな落ち込みには至っていません。
主要な取引の場は依然としてOpenSea、Blur、CryptoPunksの3つが中心を占めています。
また、トレーダー数については、7月に一時的なスパイクが見られた点を除けば、8月の方がやや多い水準を示しており、一定の活発さを維持している状況です。いると考えられます。トレーダー数も、過去数か月と比較して高い水準を記録しています。
8月における最高額取引は、CryptoPunks #1021による750 ETHでの売買でした。
そのほかではBored Ape Yacht Club(BAYC)の取引が多数を占め、100〜200 ETH規模の高額取引が集中して発生しています。過去の水準と比較すると、相場よりも高額での取引が成立する傾向が見られました。
結果として8月はBored Ape Yacht Club(BAYC)が高額取引ランキングに多く登場する形となりました。
この続きを読むには
この記事はStaking限定の記事になります。
Solanaのウォレット(※Phantom推奨)からのStakingが必要です。
また、サブスクリプション登録でも続きをお読みいただけます。
タグ
月次レポート
NFT
お問い合わせはこちら
専門的なリサーチャーのリサーチしてほしい内容がある
新規事業のアイディア出しからコンサルティングしてほしい
その他、ブロックチェーン事業に関する全般的な相談をしたい