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投稿日 2023年 06月 10日
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CT Analysis DeFiは、2021年9月より配信開始のDeFiの市況や主要プロジェクトの動向などを手軽に確認するためのマンスリーレポートになります。
データを中心とした定点観測、考察がメインとなっており3~5分程度で読める内容となっていますので、ぜひ一度ダウンロードしてみてください。月初の配信を予定しています。
5月のBTC相場としては、1日に最高値$29.8kを記録、その後13日に$25.8kまで下落しました。一方で極めて出来高は低く、先月同様に$27k付近を推移するレンジ相場となりました。
月末にかけて、米国の債動務上限問題に関連してデリバティブ主導の価格上昇が見られましたが、全体としては方向感のない1ヶ月となりました。
DeFi全体としては、-1.42%と大きな動きは見られませんでしたが、ステーブルコインは、USDTのドミナンスが大きく増加しており、市場全体のダイナミクスに動きがありました。
先月のレポートで注目のテーマとして取り上げたリキッドステーキング市場です、5月にTVLベースで大きな伸びを見せています。
CT Analysis DeFiは、2021年9月より配信開始のDeFiの市況や主要プロジェクトの動向などを手軽に確認するためのマンスリーレポートになります。Ethereumは4月のShappellaアップデート以後、ETH引き出しが解禁となり、リキッドステーキング関連のプロダクトに注目が再度集まっています。
フェーズ1のローンチを完了しました。
現在は、Delegated Stakingが実装されており、大規模なステーカーのオンボーディングが開始されています。今後、ソロステーカーのオンボーディングも段階的に実装予定となっており、集中化の懸念を解決するため、バリデーターの分散を目指すプロジェクトとなっています。
Lidoは5月の中旬に引き出しを解禁するアップデートが実装されました。ユーザーの引き出しUIも22日に公開されており、リクエストより数日後より引き出しが可能となっています。
Lidoに関しては、先日Boarding BridgeでAMAを開催しています。Lidoについてより詳しく知りたい方はぜひそちらもご覧ください。
ETHおよび、複数のLST(stETHなど)を担保として借入できるステーブルコインTAIがリリース。
RAIのフォークとして始まったプロジェクトであり、米ドルペッグとは異なる形でトークンの安定性を保つことが特徴とされます。
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